>>8でも書いたとおり、KNHSとは違って、KNRSは妻子持ちにも肯定的であり、当然そのためにも
世の中で積極的な活動を行なっていくことを認める。認めるどころか、KNRSの勤労志向こそは、
「働かずに済むのなら働かずにいたい(でも働かなければならない)」ですらあるKNKS以上にも
積極的なものであり、お勤めの重要さ如何によっては身命すら挺する点ではKNGS以上でもある。
その、勤労意識旺盛なKNRSが今の社会で全く活躍する余地がないのは、KNRSが活躍する場を
KNGSやKNKSが奪い去っているからでもある。たとえば、今の社会においてKNRSが急に
法律家や商売人への十分な差別を嗜みつつの社会活動の場を得ようとすれば、即座に法律家や商売人の
抵抗を受けて、実定法による締め付けや、食料資源からの資源贈与のブロックで、排除の対象とされる。
完全なる否定の対象になるわけではなくとも、ただ差別の対象になって卑しまれることだけでも、
今の社会で天狗状態な法律家や商売人にとっては耐え難いことであり、自分たちの暴走を食い止めてくれる
ありがたい存在であるにもかかわらず、わが身ばかりの可愛さから、KNRSに活躍の場を与えようとしない。
もちろん上記のような問題を解決することも可能で、一定以上の徳性の持ち主であるKNRSに対しては、
銃刀法で禁止されている帯刀なども許す超法規的措置を取り、石高制を復活して食料資源の私有を厳禁し、
その全てをKNRSの下での公有物とするなどすれば、法律家や商売人からの圧力で、KNRSが社会的な
活躍の場を奪われたりすることはない。実際にはさらに、KNRSのほうが実定法などによらない臨機応変な
政治行為や刑事行為に臨むことや、食料資源以外の重要な物質資源や工業産品のKNRSによる公有化など
までが試みられてしかるべきであり、そこにこそ、法律家や商売人ではないKNRSならではの勤労の場が生まれる。
もちろん勤労するからには俸禄も得て、俸禄によって妻子を養いもする。私益ではなく純粋な公益のためにのみ
働くKNRSの家系はより貴ばれて、かつての武家のように子々孫々の継承すらもが行なわれていくこととなる。
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