今の世の中での、競争に参加した時点で、すでに負け組だ。
行動即犯罪である、今の世の中での競争に参加した時点で、
参加していない全ての真人間に対する負けが確定する。
その競争の中で勝とうが負けようが、競争に参加して
少しでも争った時点で負け確定。「競争即敗北」の世の中。
それが「行動即犯罪」である世の中の、永久不変の法則。
「行動即道徳」である泰平の世の中でこそ、そこでの競争に
参加することにも参加しない以上の価値が備わる。故に、
競争に参加して勝つことが、真の勝ちにもなるといえる。
そんな時代で。あるわけがない。競争を激化させればさせるほど、
より多くの不幸な死人をはじき出しているだけな今の世の中で、
競争に参加することに少しの価値だってあるわけがなく、むしろ
参加しないでいることの価値ばかりがウナギ上りでい続けている。
その現実をわきまえられずに、今の世での競争に参加しようなどと
するものこそは確かに負け組であり、できる限り競争を避けようと
しているものののほうが、相対的な勝ち組であるといえる。
乱世の勝ち組である無為自然の徒が、そんなにいい生活を送っている
なんてこともないわけだから、あくまで「相対的な勝ち」であり、
無為自然が勝ちであることよりも、行動即犯罪状態での競争が一切合財
負けであることのほうが、真に「絶対的な負け」であるのだといえる。
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