【USA】ウサギの哲学【GI】


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001 2011/08/14(日) 13:01:14 ID:arHeaS1Zuw
ウサギといえば、主に低年齢の女子が好き好む哺乳動物として定番だが、
ときに冷厳とした思想哲学上の象徴や記号として用いられることもしばしば。

空腹の仙人のために、自らを火に投じて丸焼きとなり、進んで供物となったジャータカ(本生譚)のウサギ。
サメを騙して利用したために報復で毛皮を剥がされ、オオクニヌシの処方箋でなんとか治癒する因幡の白兎。
不思議の国を探検するアリスの、あまり頼りにならない案内役としてのウサギなど。

哲学的な記号としては、「はかないもの」「著しく精神力に欠けるもの」「ずるがしこいもの」
「おっちょこちょいなもの」「性欲旺盛なもの」などが挙げられる。ほとんど表情的にも感情を
持たないように見える原始的哺乳類の一種、にもかかわらずというか、だからこそというか、
古えより哲学的・形而上学的な意味を付与されることが多く、また一方で、その割りには、性的な俗悪さの
記号として用いられたりもする。異例なほどに人間から幅広い扱いを受けている動物としてのウサギについて。

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002 2011/08/15(月) 07:58:51 ID:5GYLlQ2Nsw:DoCoMo
ウサギには、可愛さという他に、
良くも悪しくも「神々しさ」というものがある。

それは決して良性の神々しさなどではなく、
精神の薄弱さ、病的な脆弱さを表徴するが故の神々しさでこそある。

さりとてもちろん、ウサギが原理的に病的な欠陥を宿した生物だったりするわけではなく、
動物としては、逃げ足の速さなどにも定評のある典型的な草食獣に当たる。

健全な生物の一種であるはずなのに、なぜか病的な要素を人間が感じ取るのは、
当の観察者である人間と比べて、確かにウサギは旺盛な精神力などに欠ける生物であり、
にもかかわらずその程度の脆弱な精神性と共に、健全な生をも成立させているからなのだろう。
(犬や猫などの場合には、このような要素はない)

ちょうど有色人種の人間が、白人種の人間を見た時に感ずる儚さにも似て、
病的なほどに薄弱であるにもかかわらず、それはそれで一定の自己完結度を保っていて、
不健全だからといって、ただ切り捨てるばかりでもいかないものがこの世に在ることの示唆ともなっている。

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003 2011/08/15(月) 10:32:58 ID:a7uiEhiowA
日本語でおk

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004 2011/08/15(月) 12:51:03 ID:3pbHW0KctM
USAUSAはお好き?

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005 2011/08/15(月) 18:59:45 ID:fdWOkO0Kcw:DoCoMo
中々興味深い導入だな。
続けてくれ。

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006 2011/08/15(月) 19:12:43 ID:3pbHW0KctM
人間のほうで、ウサギが好きなのは圧倒的に女児が多いが、
(擬人化されたバニーガールなどの場合を除く)
ウサギ自体のほうはといえば、少年や成人男子が投影されることもある。

「不思議の国のアリス」の案内役の白兎とか、 ピーター・ラビットとか、
「鬼平」の兎忠とか、これ(画像。米軍公式HPより)とか。

老若男女を問わず、兎みたいな人間はいるし、そうでない人間もいる。
強いて言えばそのような人間は白人種に多く、有色コーカソイド(インド人や中東人)や
黒人種にも多少はいて、黄色人種にはウサギっぽい人間は非常に少ないといえる。
(もちろんいないことはないが、そのぶんだけ黄色人種らしくない)

黄色人種の得意な書道の達筆など、旺盛な精神力がないとこなせない最たるものだが、
そのぶんだけ黄色人種にはウサギっぽい人間が少ない。逆に、書道に相当するものが存在しない
アルファベット圏の人間などには、いかにもウサギ然とした薄弱な精神の持ち主が多い。

重ねて言うが、ウサギは別に「欠陥動物」なわけではなく、それなりの自存力を伴った生き物。
にもかかわらず精神力が最低限であるのが神秘的なのであり、生物が精神力をほとんど持たずに
自存しようとする場合にどうなるかといって、その行く末として、ウサギのようなあり方があるのだといえる。

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007 2011/08/15(月) 21:57:17 ID:fdWOkO0Kcw:DoCoMo
同じ論調なのに急激にトンデモになったな。
非常に興味深い。続けてくれ。

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008 2011/08/15(月) 22:16:39 ID:3pbHW0KctM
その前に、USAUSAが好きかどうか答えな?

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009 2011/08/16(火) 12:17:42 ID:nw14/j4SBg:DoCoMo
>>8
私には黙秘権があるのでそれを行使します。
遠慮なく続けてくれ。

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010 2011/08/16(火) 12:43:11 ID:ys96qMlx.s:DoCoMo
おまえに黙秘権なんてものがあるんなら、
俺がおまえの命令を聞かない権利だって当然あるよ。

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011 2011/08/19(金) 20:56:36 ID:XSaTNmBu2o
USAGIは怖がりだから、ちょっと脅かしただけですぐ逃げる。
これも典型的な特徴の一つだといえる。

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012 2011/08/20(土) 00:50:27 ID:pNyBjWE2/w:DoCoMo
すんごい羽数のウサギたちが、いまこっちを見ている。

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013 2011/08/23(火) 23:24:33 ID:1r.iBYcd0w
014 2011/08/24(水) 12:11:16 ID:hSIuQ5.L8U
近所の出雲大社に行って確認してきたが、どこの像でも、オオクニヌシの
足下よりも下のところに、因幡の白兎の全身が来るように配置されている。

そして、注目すべきはオオクニヌシの、この手。
仮にこの手の平が上を向いて入れば、あたかも白兎を救い"上"げてあげるかの
ように見えるが、この像では手の平が下を向いていて、あたかも白兎に対して
「おまえはそれぐらいの高さの立場でいなさい」と諭しているかのように見える。

実際に、白兎は全身に負った傷の治し方をオオクニヌシの兄たちに聞いたときには、
「海水を浴びて高山の上で風に当たれ」と教示されて、そのとおりにした結果、高山の風当たりの
強さのせいで余計に傷を悪化させてしまっている。それに対し、オオクニヌシは白兎に対して、
「川の真水で身体を洗って、蒲の花粉を地面に撒いてその上で寝転べ」と教示している。
この、どこにも高い所に上る必要のない治療法によってこそ、白兎は自分の傷を癒せてもいる。

白兎が全身に負った傷からして、自分がサメを騙したことへの報復で、毛皮をむしられたという
自業自得での大怪我であり、決して偉大さゆえの怪我であるなどとはいえない。だからこそ、高い所に
上る治療法ではなく、地面をのた打ち回る治療法によってこそ、治癒も可能だということかもしれない。

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015 2011/10/04(火) 23:53:50 ID:fHTXkuEaQE
かわいいにゃ!

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016 2011/10/23(日) 03:21:50 ID:UhamxRDl7Y
私はヘッドライトに浮かび上がる兎、光の中で恐れおののく。
キリストの庇護から外れた存在、溢れ出る金貨は下水に流れる。
薄いゴム手袋をした彼女は泣きながら笑い、笑いながら泣く。
血まみれの太った指が君の魂を彼方へ吸い出す。
彼方へ、彼方へ、遠くへ…。

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017 2011/11/19(土) 15:44:53 ID:uxWPc0X4UA
>>14
行ったのなら、ちゃんと聞いてくればいいのに。

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018 2011/11/19(土) 16:16:10 ID:lvnCLGZIiA
自分の周りに取り巻いているこの邪気を、
なるべく境内に持ち込みたくないんだよ。

霊能力のある本格派の神官なんかは、俺の話を聞くだけで
腰痛になったり、吐き気を催したりするらしいし。

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019 2011/11/21(月) 10:45:47 ID:pugVHtPn9s
白い動物は、なんとなく神聖な感じがするな。
馬とか、蛇とか。

あ、白クマはそうでもないか。

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020 2011/11/21(月) 15:34:46 ID:Rl0utfhgGw:au
高等生物が神聖であるというのは、危ういことだ。

高等なだけにその機能構造も複雑で、
神聖さを保全しようとすれば莫大なコストがかかることになるから。

美しい山川草木に、楚楚とした生物や、人や街並みが溶け込んでいるという状態に
美的価値を見いだすほうが、保全にコストもかからない上に、普遍的な美しさを愛でることにも繋がる。

美しい白人の王妃を喜ばせるために、豪壮な宮殿や大量の金銀財宝を献じて
下民や外国人を疲弊させたりすれば、いつかはフランス革命みたいな破綻が避けられない。

高等生物自体に神聖さを期待することが普遍的に危ういことだから、
ウサギを愛でたがるような人間にも、どこか危うい性格の持ち主が多い。

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021 2011/11/21(月) 23:25:13 ID:xnHdc0yNdE
捕食動物だから、繁殖力が旺盛。
縄張り意識が強いため、他者を排除するために
実は意地の悪い性格。

うさぎを知ってれば哲学的でもなんでもない。
古人が観察して知りえたウサギそのものの感想。

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022 2011/11/21(月) 23:40:27 ID:Rl0utfhgGw:au
動物界では被捕食者の部類に入るのに、
なぜか捕食者的な性向を備えてるんだよ。

「神聖な俺らならやれる!」とでも思ったのかな?

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023 2011/11/23(水) 14:31:22 ID:n0yn4OD5RM
ウサギの魅力は、「人格神の魔性」を低レベル化したものに当たるかと思う。

高等生物が神聖であることは、人間が神であるとされることに極まる。
高機能な有機生物に神性が宿ることの極致が人格神の定立であり、そこまでは
いかない範囲に、比較的原始的な哺乳動物であるウサギの神性の定立がある。

ウサギを好むのは、大体が女児だ。
まだ一時性徴すら始まっていないような、低年齢の女児。
人格神を愛でたがるのも、ウサギを愛でたがる女児と同レベルの神経で、
精神的に十分な成長の見られる人間ならば老若男女を問わず、
高機能な生物に神性が宿ったりすることの儚さをさっさとわきまえて、
人間とか人格とかいったものの神性は自他を問わず認めないようにし、
俗な生き物であるなりの人間を好いたり嫌ったりすることに重点を置くようにする。

仮に神性を見出すにしても、その対象は大自然の美しさであったり、
よくできた器物であったり、無念無想を目指す出家修行者だったりする。
人格こそは汚濁にまみれる最たるものであるから、仮に人に神性を
見出そうとする場合においてですら、その人格に神性を付与したりはしない。

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024 2011/11/23(水) 17:59:26 ID:0XLHgQuyi2:au
神聖さを付与される動物の代表格であるウサギを女児が好き好むということは、
人格神の神聖さにやたらとこだわる者もまた、女児並みに幼稚な精神年齢の持ち主であるということだ。

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025 2011/11/26(土) 18:32:48 ID:h9HLkY6Gqo
本格派の神道としては、邪気の取り巻きを"大いに蔑む形で"携えていることすら、不可だそうな。

邪悪な取り巻きなどとは完全に絶交して、寸分の情念の疎通すらも許してはならないと。
それぐらいの潔癖さでないと、あっちのほうが色々と不具合が出るのだと。残念だったな。

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026 2011/12/15(木) 10:53:50 ID:y1Hz9oYW7I:au
ジャータカのうさぎが自ら火に飛び込んで丸焼きになり
仙人の供物となったとき、仙人はうさぎに感謝しただろうか?

そのけなげさを畏怖はしたものの、
感謝を捧げるには、ちと手段が悲惨すぎやしなかったか。

切腹覚悟で討ち入りに臨んだ赤穂義士を多くの人々が賞賛するが、
私党編成という当時の大罪を犯してまで討ち入った義士たちを全くの
無罪放免にしてやるとまでなれば、さすがにそれは情けに過ぎるのではないか。

傍観者が、悲劇の儚さに抱く情念というのはえてして無責任なものだが、
自分もまた仙人や大目付のような身の程によって振る舞うというのなら、
無軌道な激情の一人歩きは圧し殺すように努めなければならない。

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027 2013/07/03(水) 21:55:47 ID:qOMmdKyRc2
女児がウサギを好むというより
親や周囲の大人によりウサギを好むように仕向けられる傾向がある
「女児は儚きものを好むべし」という考え方があるのかもな、花とか
妹がいるとそれがよくわかる
ちなみにうちの妹は就学前から獰猛な肉食哺乳類(ライオン、トラ、シャチとか)が好みで、それらのぬいぐるみを欲しがったが
強制的にうさぎだの某ねずみだののぬいぐるみを与えられて腹を立てていた
せめて定番の熊にしてやればいいのにと思ったもんだ

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028 2015/03/19(木) 23:50:54 ID:y3q/3ypOsY
日本語でおk

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