ウサギの魅力は、「人格神の魔性」を低レベル化したものに当たるかと思う。
高等生物が神聖であることは、人間が神であるとされることに極まる。
高機能な有機生物に神性が宿ることの極致が人格神の定立であり、そこまでは
いかない範囲に、比較的原始的な哺乳動物であるウサギの神性の定立がある。
ウサギを好むのは、大体が女児だ。
まだ一時性徴すら始まっていないような、低年齢の女児。
人格神を愛でたがるのも、ウサギを愛でたがる女児と同レベルの神経で、
精神的に十分な成長の見られる人間ならば老若男女を問わず、
高機能な生物に神性が宿ったりすることの儚さをさっさとわきまえて、
人間とか人格とかいったものの神性は自他を問わず認めないようにし、
俗な生き物であるなりの人間を好いたり嫌ったりすることに重点を置くようにする。
仮に神性を見出すにしても、その対象は大自然の美しさであったり、
よくできた器物であったり、無念無想を目指す出家修行者だったりする。
人格こそは汚濁にまみれる最たるものであるから、仮に人に神性を
見出そうとする場合においてですら、その人格に神性を付与したりはしない。
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