そもそもが、最終防衛線死守思想(SBSS)は「マッチポンプ」の思想じゃない。
それ自体は人類の滅亡を食い止めることにのみ特化した「ポンプ」専門の思想であり、
新たな破滅の元凶をもたらすような「マッチ」の思想としての要素は徹底して排している。
SBSSに超大型ポンプとしての役割を頼らなければならないほどにも、
この世界に多大なる災厄の業火を撒き散らしている超大型マッチこそは、聖書信仰だ。
聖書信仰と、聖書信者の極度の蒙昧さを埋め合わせる目的で構築された
超高コスト低パフォーマンスの産業学術、すなわち洋学こそは今の世界中の災厄の火種だ。
別に、特定の既存の思想哲学宗教を参考にすることを志さずとも、自然と、
SBSSの雛形としては、儒家思想やイスラーム思想が既存のものの内で格好なものとなっている。
いずれも聖書信仰や洋学外の思想であり、SBSSが聖書信仰や洋学を頼りにしていたりすることもない。
終末論を掲げているような、新興のカルト宗教やカルト思想の多くが、その理論的な雛形を
聖書信仰や洋学に取り、いつかは大災厄がやって来ることを半ば義務的にすら提示してもいる。
中にはオウムのように、自分たちで大災厄をもたらそうとしたようなカルトテロ組織すらあるが、
聖書信仰や洋学を自分たちの拠り所としているから最終的な大災厄すらをも捏造せざるを得なくなる
のであり、そこにこそ自分たちで災厄をもたらして一部を救おうとする、マッチポンプがあるのである。
ここで俺が提示しているSBSSなどは、聖書信仰も洋学も全く依存対象とはしていないから、
SBSS自体が災厄をもたらす元凶にもなったりはしていない。オウムのような新興カルトはおろか、
正規とされているキリスト教や洋学の嗜好者ほどにも、災厄の元凶とはなっていない。
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