そもそも「血を穢すな」とは、
“異国人との混血を作るな”という意味じゃないかな?
エホバの証人という宗教が成立したのが1884年。
ABO血液型が発見されたのが1900年。
それまでも輸血は行われていましたが、大変なリスクを
伴う処置でありました。
エホバの証人の教理が、聖書を経典としている所から
「血を避けなさい、食べてはならない」という聖書的根拠により
輸血を禁止しているのですが、果たして聖書が書かれた時代に
他人の血を輸血するなどという事を想像できたのでしょうか?
ここはやはり、冒頭でも述べたとおり
「血が穢れるから、他人の血を混ぜてはいけない」=「異国人との間に子をなしてはいけない」
と解釈する方が正しいと思うのです。
“食べてはならない”というのも、文字通り食べてはいけないという事だと思います。
冷蔵保存ができない時代です。狩猟した動物の血は、すぐに血抜きをして捨てないと
腐ってしまいます。食中毒を防ぐ意味でも“血は食べるな”と言ったのだと思います。
宗教とは、兎角ひとを操る為にあらゆる制限を信者に課します。
制限することにより、思考を単純化させマインドコントロールするのです。
その宗教の執行部のエゴにより、世界で毎年多くの信者が輸血できずに命を落としている
状況を鑑みると、一刻も早く執行部の考え方を改めて欲しいものです。
(執行部というかなんというか・・・どう呼べばいいのかな?)
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