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聖書 Part6


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047 2011/04/06(水) 12:09:15 ID:pmntskeapc
四書五経には、書道のお題にもできるような、飾り立てられた美麗な言葉は少ない。
もちろん膨大な格言の宝庫にはなっているわけだが、その一つ一つの言葉の意味が
あまりにも明瞭過ぎて、格好付けにも用いられるような荘厳さには欠けているから。

それこそ、仏道や神道などのほうが荘厳を利かせた格言は数多く、
四書五経に載っている程度の格言は、その意味をよくわきまえさえすれば後は放っておいて
おけばいい程度のものばかり。四書五経の記述にすら反するような劣悪なカルト教義を
思わず実行してしまったりすることもないぐらいに、無意識からのわきまえが行き届けば、
後はより荘厳に勝れた精神的な言葉の勉強などへと進んでいくようにすればいい。

「子曰く、予れ言う無からんことを欲す。子貢曰く、子如し言わずんば、則ち小子
何をか述べん。子曰く、天何をか言わんや。四時行われて、百物生ず。天何をか言わんや」
「先生が言われた。『もう何も言わないでおきたいものだなあ』 それを聞いて弟子の
子貢が言った。『もし先生が何も言われないのでしたら、我々門下の弟子たちは人々に
何を述べ伝えていけばよいのでしょうか』 先生。『天が果たして何を言っただろうか。
何も言わずに四六時中あって、それでいて万物を生じさせている。天が一体何を言おうか』
(乱世の道徳者として口舌を生業とした孔子も、本当は天のような不言実行者でありたかった)」
(権力道徳聖書——通称四書五経——論語・陽貨第十七・一九)

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