>>44 物事を1か0でしか考えられないデジタル脳か。おめでたいもんだ。
資本主義先進国の労働者が、後進国から10の利益を奪いながら、3の利益だけをお返ししているような
火事場泥棒まっさかりのマッチポンプ労働に終始しているからこそ、先進国は豊かとなって後進国は貧しくなっている。
中国や東南アジアあたりだと、主な取引対象が日本などであったため、まだ10の利益を奪われて6〜8の利益を
お返しされるぐらいにマシな取引ができたが、欧米社会との取引ばかりを強制されたアフリカやインドやアラブなどでは、
それこそ10の利益を奪われて1の利益も返されないほどの一方的な強奪被害に遭っている。後進国にも特に被害が
大きいところと、比較的被害の小さいところがあり、全体としては、先進国が後進国から10の利益を奪って、
3の利益だけお返しする程度の不当取引が恒常的に成立している。その結果として、今ぐらいの格差社会が生じてもいる。
いま、先進国の人間約8億人だけで、地球資源の8割以上を独占している。仮に先進国の人間が完全に
働くのを辞めて、自分たちが独占していた地球資源を人類全体に分散したとすれば、先進国以外の人々約60億人は、
{1÷(60+8)}÷(0.2÷60)≒4.4で、今までの約4.4倍の資源を自由に使えるようになる。
先進国が独占していた資源を全て後進国に譲渡するのではなく、先進国も今の後進国と同等の資源分配に与ったとしても、
平等分配された場合の、後進国における資源配分は今までの4.4倍ともなる。逆に言えば、1÷4.4≒0.22で
今の後進国の人間は、自分たちにも分配されるべき資源のわずか22%しか自由に使うことができない。
そうしているのが、資本主義先進国の人間による行為能力活動、早い話が労働。もしも先進国の人間が全員禁治産処分を
受けて、それでいて後進国の人間とも同等レベルの資源分配で満足するというのなら、もはや一切働かずに、
幼稚園児並みの扱いに置かれ続けるだけでも、後進国の人間を今以上に豊かにするに十分である。
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