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ニヒリズム


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001 2011/07/16(土) 05:43:57 ID:.WJ3xPNB0A
ニヒリズムあるいは虚無主義(きょむしゅぎ、英: Nihilism / 独: Nihilismus)とは、
この世界、特に過去および現在における人間の存在には意義、目的、理解できるような真理、本質的な価値などがないと主張する哲学的な立場である。
名称はラテン語の Nihil (無)に由来する。

ニヒリストは概して以下の論点を強く主張している。

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324 2012/12/23(日) 09:14:07 ID:xDdH5lGjMk
ニヒリズムとは二義的であり、その因は誤謬にある。
能動的(積極的)ニヒリズムとは精神が進化に向かう兆候であり、受動的(消極的)ニヒリズムとは精神が衰退、退化に向かう兆候である。
世界が我々の信じていたものに値しないとするのはペシミズムであり、ニヒリズムとは至高の価値が無価値になることである。

ニヒリズムの克服はニヒリズムに徹することによってのみ可能である。
ニヒリズムの徹底とは、至高の価値をはじめとしたあらゆる価値を無価値にすることであり、新たな価値定立を行う運動と反復である。
その運動には既成権威や既成価値との闘争が生じ、それらに打ち克つことによってのみ精神が進化するのだ。

「汝なすべし」の従うところは既存価値であり、「われ欲す」の欲するところのものは、それらとの闘争であると同時に創出される新たな価値である。

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325 2013/01/01(火) 14:19:06 ID:L2emeCvS2c
宗教は関係ない。

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326 2013/01/13(日) 22:30:47 ID:lpCLRPo976
>>317
幸徳秋水?

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327 2013/01/27(日) 14:25:30 ID:3B.Em4VrNg
>>326
でも幸徳秋水とニヒリズムは関係ないですよね?

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328 2013/03/21(木) 17:55:44 ID:BqT8UcVyRI
笑って楽しく生きようよ。

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329 2013/07/12(金) 16:36:24 ID:pWEwXhRSYM
改革ニヒリズムとの鬪爭

19世紀に ロシヤで生れた革命ニヒリズムは、農奴搾取の上に成立つツァーリ體制を打倒するためのナロードニチェストヴォ といふ 革命ニヒリズムを産んだ。
農奴を搾取して得た收入によつて大學に學び、學術教養を身につけたことを恥じた中下級貴族の子弟は、搾取に苛 ( さいな ) まれる農奴の據點、村共同體 「 ミール 」 を 神聖化した。
そして戰鬪的無神論でツァーリ體制を支持する正教會を否定し、舊體制の徹底破壞を目論むニヒリストとなる。
更に資本主義段階を飛び越してミールを母體に 「 一擧に社會主義へ 」 と進む革命を目指す。
これが モスクワをローマ、ビザンチンに次ぐ「 第三のローマ 」とする説を踏まえて
「 世界人類の救濟 」といふ使命觀と組合はさると、世界革命論となる。
この革命ニヒリズムを受繼ぐのが、レーニンの共産主義である。
レーニン主義 ( 即ち共産主義 ) とは、世俗化した ツァーリ專制支配體制 である。

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330 2013/07/12(金) 16:46:10 ID:pnymau5umc
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                   o  U ヽ/: ゚ 。ヽ               U

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331 2013/09/04(水) 19:23:43 ID:HaT49QGLPw
出来事に良いも悪いもない。ただ生じているだけだ。
それを前向き・後ろ向きに解釈するのは、その人次第である。


もともと、世界をすべて正しくとらえることなどできない。
つまり取り越し苦労は、自分を苦しめるフィクション、
一種のネガティブな妄想といえるだろう。

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332 2013/09/22(日) 08:50:23 ID:wHcMb2jQb2
とかく人は後ろを振り返る。
なぜだろう?

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333 2013/10/17(木) 14:26:32 ID:vM3r08.bdg
[YouTubeで再生]
人とは接しない。
そして音楽を聴く。
その方が落ち着く。

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334 2013/11/20(水) 18:16:07 ID:SUeA7/p6Is
禁欲せよ!

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335 2013/12/02(月) 21:40:17 ID:csKHeFQo/U
禁欲せずとも欲がなくなったよ。

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336 2014/01/28(火) 05:02:29 ID:gF6Tvbr4PE
大乗仏教がそんな真実に基づいた思想ないし教えなら
あんな誤魔化しと箔付け塗れにはならんよ
ましてや"密教"になどなりはしない

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337 2014/01/28(火) 12:57:11 ID:qHT9J86vhc:au
削除(by投稿者)

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338 2014/01/28(火) 12:59:41 ID:qHT9J86vhc:au
「真理は誰にでも容易く理解できるもののはずだ」
などとするのは、努力精進を怠ることを美徳とする
某半島人のような怠惰至上主義者に特有の甘えがあるからだ。

事実として、真理が分かりやすいか難解かは一先ず措くとして、
仮に真理が難解なものであるのならば、大乗仏教のように巧みな方便や
荘厳や密教技法を凝らしてまでの上達を試みることにもまた、筋が通る。

そして実際、真理は難解なものである。
長髪半裸でヒゲのおっさんが強盗殺人犯の代わりに死刑になって、
三日後に蘇って天国に逝くとか、そんな安易でちゃちなものではないから、
本物の真理を理解や会得するためには、それなりの努力精進にも励まなければならない。

怠惰を美徳とするような、腐った性根から叩き直されて行かねばならない。

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339 2014/02/11(火) 08:32:29 ID:XNKplQGw8E
禁欲的なニヒリズムがいいなあ。

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340 2014/03/04(火) 20:10:18 ID:9nODVvxBlE
詰らん女に病気を伝染されるような浅ましい惨めな「自己」であっても
他に持ち合わせが無いのだから肯定しないわけにはいかない。
そんなありふれた「悟り」を鬼の首でも取ったかのように大仰に書く。

自己肯定はお前に言われんでも皆実行している。
キリスト教も世渡りの手段。
愚昧で浅ましい奴らが何恥じることなくあからさまに
自己肯定している様子は珍獣飼育園サファリパーク。

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341 2014/03/05(水) 08:58:46 ID:4YTEOP/056
過度の自己否定への癒しとしてのみ自己肯定は有用。

厚かましい奴らの自己肯定なんか見たくもない。

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342 2014/03/16(日) 08:41:52 ID:xDdH5lGjMk
西洋システムの歴史的な歩みとはローマ帝国以来のキリスト教システムの発展過程に重なっている。
それはキリスト教が全体的な統治システムとして完成していく過程である。
ルネッサンス期以前までのキリスト教システムとは精神主義的な抑圧性が強固に機能したために、
生を去勢して囲い込むシステマティックな環境を自己完結的なものとして作り上げていた。
生の活力が充実することを妨害する作用のことをニヒリズムと呼ぶ。
西洋キリスト教システムの歴史とはニヒリズムの発展過程として捉えることができる。
ニーチェは分析した。キリスト教の正体とはニヒリズムである。
ヨーロッパのキリスト教システムが孕むイデアの傾向とは、ニーチェの分析によって、
禁欲主義的理想を志向する傾向性であると明らかにされた。
ニーチェは言う。禁欲主義的理想とはその実、何を意味しているのか?と。

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343 2014/04/12(土) 07:21:00 ID:Zrrh8mP0fw
Panietzsche 善因善果、悪因悪果などは、その典型例である。
事象が起こってからはじめて、その原因をさかのぼり捏造する。
しかもそれは個人的な記憶と経験に基づいて捏造されるのである。
仮に善因などというものが先にあるとすれば、悪い結果にも影響を与えているべきであるし、悪因に関しても同様である。
意識の流れや、事象や現象は点在する原因からパラレルワールドの如く、お互いが何の干渉もせず時間軸を進み、それぞれの果が生じるということはないのである。
果は別の因になり、因は別の因の果である。
またそれぞれの因が別々に存在するのではなく、時間軸上にも空間軸上にも相互作用を及ぼしあっており、その相互作用(空間的作用)の変化が運動(時間)としてあるのみである。
このことは先に述べたように、因や果などというもの自体が、我々の認識によって捏造されたものであることを指し示している。
馬鹿馬鹿しい話だが、予言書などというもののカラクリも上の通りである。
事が起こってから、その事に該当するような予言を探し、予言書を予言書たらしめるべく捏造するのである。

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344 2014/04/13(日) 22:05:06 ID:ZJpGOcusZw
なんでここまで誰一人
キルケゴールについて触れてないんだろうね

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345 2014/05/04(日) 08:04:33 ID:0rBRZ7TjHQ
キルケゴールはキリスト教の堕落によって到来するニヒリズム、
ニーチェは人間の弱さから未だ神の隷属を抜け出ていないところに押し寄せる近代化
(ドイツ観念論が唯物論によって侵食される時代、創造論や目的論的な世界観の否定など)に
ニヒリズムを見ました。
キルケゴールは実存的な判断によって、
あるべき信仰の復活(原始キリスト教への回帰)によるニヒリズムの克服を、
ニーチェはニヒリズムの徹底(神の死)による無垢なる生への肯定と、
受動的ニヒリズムから能動的ニヒリズムへの昇華(自己超克)へと向かいました。

手法こそ全く逆ですが、その二人が実存主義者として評せられる場合には、
ともに人間の意志や生に重きを置いているところからだと思います。
ちなみに、ニーチェは1988年2月19日のゲオルグ・ブランデス
(デンマークの評論家、文芸史家)宛の手紙で次のようなことを書いています。
『私の次のドイツ旅行のために、キルケゴールと言う心理学的な問題に従事し、
同時にあなたの以前の著作をあらためて知ることにしようという計画をたててみました。
このことは私にとりまして、言葉の最良の意味で、役立つことでありましょうし、
判断いたすときの私の頑固さと自惚れを「肝に銘じ」て感ずるようにしてくれることでしょう。
(ちくま学芸文庫 ニーチェ全集別巻2「ニーチェ書簡集2」より)』

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347 2014/06/28(土) 07:22:50 ID:XpiITvfL7w
人口が減っても、いいのかな?

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348 2014/08/12(火) 16:22:59 ID:oRBKPNoic.
人生、明るく楽しく生きましょうよ!

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349 2014/09/28(日) 16:18:02 ID:PvUJL22SdU
勉強もしましょう。

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350 2014/11/03(月) 15:01:41 ID:Kq8APBcLMg
[YouTubeで再生]
目立たぬように
はしゃがぬように
似合わぬことは
無理をせず
人の心を
見つめつづける時代おくれの
男になりたい

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351 2014/11/04(火) 21:06:06 ID:LtZOBUu3ek
正直しんどい

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355 2014/11/09(日) 19:53:29 ID:u1gUIdn22U
キリスト教を無くせ
キリスト教は滅びろ

↑こういうこと言う人ってキリスト教と思想が変わらないじゃん・・
アンチキリスト教の人はミイラ取りがミイラになってるよ。

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356 2014/12/02(火) 19:50:38 ID:gwFKYaS03I
生きてるだけで価値がある

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357 2014/12/22(月) 16:43:29 ID:FDvn2yL3Z2
早く死ぬのは悲しい。
だからこそ言いたい。
どの人の命も大事なんだ。

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358 2015/01/02(金) 20:06:25 ID:bnT0tKvCHQ
未だかつて、納得のできるウンコが出たことがない
それは何故か?
きっとストレスが原因だと思う
なぜ、ストレスなんだろ?
それはストレスの意味を知ってしまったから
なぜ、知ってしまったんだろ?
トイレでお通じに時間を費やし本を読んだから
なぜ、時間を費やしたんだろ?
    (最初に戻る)

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359 2015/01/31(土) 08:07:30 ID:S9eD6c8mow
正義感。
他人を救う。
熱く生きる。
今の日本人が忘れている事ですよ。

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360 2015/02/21(土) 06:26:48 ID:bfUFWrsyPU
私は今世紀の最大の思想的問題は、ニヒリズムの問題、ニヒリズムを如何に超えるかという問題だと思っている。
そしてそれへの試みはさまざまな形でなされてきた。
実を言えば私の『中世の文学』の背後には、私の右のような考えが働き、私なりの試みが働いている。
然し、私はそういう考えを露骨に表に表わさず、歴史のなかで歴史的な遺産を通じて、考えたいと思った。
日本の中世には私には恰好な時代であり、私は、私の対象とした諸人物のなまのいぶきを感じ取ることができた。

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361 2015/03/11(水) 15:42:40 ID:EHLe8DC3Dc
真理や価値を求めていくと、ある時そんなものが全くないことに気づく。
道徳や法律は、トラブルを回避するためのものであって、真理とは関係ない。
だから、社会が混乱すれば法律は役に立たなくなる。
ニーチェが言ったように、真理を求めればいつかニヒリズムに陥る。
簡単にいえば、「神は死んだ」ということだ。
ただ、ニヒリズムには受動的ニヒリズムと能動的ニヒリズムがある。
受動的ニヒリズムは、予測不可能な事態が起こり一切の価値が信じられなくなり、無気力になってしまうことである。
震災後、関係ない東京で自殺が増えたが、この人達はこのニヒリズムに陥ったのではないかと思う。
一方、能動的ニヒリズムは、積極的にどのような真理や価値も一切認めず、今この瞬間を生き抜くことに集中するという態度である。
この能動的ニヒリズムは、無気力になりがちな現代の生活を生き抜く方法として優れていると思う。
ニーチェは、仏教を虚無主義といったが、今この一瞬を問題にする生き方という意味では、両者の考え方は重なる部分が多い。
 

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362 2015/03/17(火) 11:35:15 ID:LxOxd81lno
ニーチェほどイメージがぴったりはまる哲学者もいない気がする。
ニーチェって言えばなんか、「ニヒリズム」とか「神は死んだ」とか「永遠回帰」「力への意思」っていう単語がよく羅列されると共に、
本人が晩年狂気に陥り自殺したことから、なんだかどよぉーんとした雰囲気があるんでない?
まさにそのとおりで、ほんと彼の著作はどよーんとしてる。
どよーんっていうのは、まず、比喩ばかりで話の筋が捉えづらい。
それに、突然叫び出す。ゲーテの「ファウスト」みたいな感じかな。
あとは、考えることもなかなかネガティブ。。

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363 2015/03/28(土) 09:41:45 ID:s97M.wN.nQ
死んだら何も残らない。
今を大事に生きよう。

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364 2015/04/26(日) 06:44:48 ID:sYOYVoYj4M
学生としてニューヨークに住んでいたころ、わたしは中国(台湾)から来られていたある禅師のお寺を訪問しました。
法話が終わった後、質疑応答の時がもたれましたが、そのとき禅師は、輪廻転生する魂などないことを当然のごとく語られていましたが、
わたしと同じように、はじめてここを訪ねていた(自称仏教徒の)あるアメリカ人が、それを聞いて、とても信じられないという顔をして、
「どうして輪廻転生する魂などないとわかるのか」などと、一生懸命食い下がっていました。
彼は、仏教は輪廻転生する魂を教えていると、巷に出回っている仏教に関する紹介書のようなものを読んで、そのまま信じていたのだそうです。
同じようなことは、大学での仏教のゼミナールにおいてもありました。
何ヶ月もみんなで仏典を詳しくを研究していくうちに、仏教が実は輪廻転生する魂を否定していることが誰の目にもだんだん明らかになっていったのですが、
そのとき、参加していた一人のアメリカ人の学生がたいへん失望して、とつぜん、「もし人間の生が死をもって終わりとだとすると、
すべての努力は無駄ではないか、仏教はニヒリズムではないか・・・」と言い出したことがあります。
彼も、以前、巷に出回っている仏教に関する紹介書のようなものを読んで、仏教は「永遠の魂」を教えていると、思い込んでいたのです。

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365 2015/04/26(日) 18:39:16 ID:vSIi6elipw
ニヒリズムとは個人的なものなのかな?
自我とかエゴ、個我と現実、世界との間の悶着にすぎないのかな?
私は最近、自我とかエゴとかをでんと中心に据えて物事を考える青臭さを失ってしもうたよ
哲学の問題は、生とか死とか、そんなところにはないんだと思うようになったよ
個人的な問題などではないんだ
ニヒリズムとは、われわれ人類が世界を決して理解(認識)できないことに起因するのではないだろうか?

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366 2015/04/27(月) 01:15:57 ID:hK.0NDDNQ2
367 2015/04/27(月) 23:09:09 ID:HGiyprCBE2
どうして不可知なのか?
それは、われわれが生き続けるモチベーション維持のため・・・

ではもちろんないのだが、
不可知であることを容認しない姿勢はどうなのよ?
不可知排除=僭越なだけならまだまし
実は不可知を排除する原理主義的傾向がある
一神教の神の強烈な宗教・・・のことだがね

説明したがり病、知りたがり病は決して報われないし、全知全能はろくな結果をもたらさない
だったら、ニヒリズムが正しいのでは?

積極的な生き甲斐ニヒリズムが存立できるのでは?

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368 2015/04/28(火) 21:49:36 ID:twsBUYp11o
不可知領域は確かにある
でも、認識、解析理解可能なものも多い
人間が、人間の間尺に合わせ、脳の都合と立場に沿って道具としていろいろ生み出したのは伊達じゃない
要素還元主義なんてすばらしい道具だ
でも、アリストテレスの時代からわれわれの認識論的限界は気づかれていて、
全体は不可視なのだね
ホーリズムは思想たりえないわけ
むしろ要素還元主義こそが思想であり、哲学なの
よって同じくニヒリズムも思想にならない
人類の営為として継続的にブラッシュアップするだけのコンテンツを生産できないからね
ホーリズムは現実だし、ニヒリズムは正しい
しかし、人間は、それを主張できるほど、それらを正しく認識できない

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369 2015/04/28(火) 23:36:55 ID:iIXXLGuNrk
>人間の存在には「意義、目的、理解できるような真理、本質的な価値」などがないと主張する哲学的立場

これを虚無主義と呼ぶのは甘ったれじゃないか?
他の哲学は人間存在の意義、目的、真理、本質的価値を脇目もふらずにきっちり見据えているのかい?

いやね、すべての哲学は意義や目的をどうでもいいとは言わないが、限定的なユニークな状況下の個別エピソードと弁えて相手にしちゃいかんよ
真理や本質的価値なんてものはないに決まっておろう

虚無主義でひとくくりにされるいわれがない
諸行無常を極めてネガティブなイメージを刻印する虚無主義と呼ぶか?

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370 2015/04/29(水) 05:48:13 ID:lW5I2oEDIM
近代とは何か?

諸行無常は近代科学と同じ観点である

人間の権利はもっともらしく配布したが、人間の義務は個別状況にゆだねた
=真理、本質的価値は捏造したが、意義や目的は個別状況にゆだねた

旧体制の価値を破壊するために寄る便としての虚無主義は、一時威勢がいいし、使えそうな錯覚が起きるものの
社会が新たな価値の定立と称して、疑わしい仮住まいを再構築してしまうと排斥される

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371 2015/05/03(日) 07:44:04 ID:/6RFiW1onQ
ニーチェの議論はある意味一点突破的で、本質をズパッと突いているところと、まったくの空振りの2つに極端に分かれている。
とくに社会論とプラトン批判は正直なところ、全く妥当ではない。
ニーチェは社会は人びとを凡庸化すると主張する。しかしそれは社会の本質ではない。
なぜなら社会においてこそ私たちはそこで他者と競い合い、みずからを向上させたり、ともに価値を認め合ったりすることができるからだ。
プラトン批判でも、『パイドン』にあるようなイデア論だけを取り上げ、『饗宴』や『パイドロス』で描かれている恋愛論については言及していない。
プラトンは『饗宴』で、恋愛とは「よさ」と幸福への欲望であると言っていたが、まさしくこれはニーチェのいう権力への意志と本質的に同じものだ。
プラトンをキリスト教的に解釈したのは後年の新プラトン主義であって、プラトン自身のせいではない。

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372 2015/05/04(月) 00:19:48 ID:cQdYlB7ZEM
ニーチェが見据えていたのは、その先の社会ってことはないのだろうか?
私見では社会は必ずしも個人を十全に生かすための道具だてではない
そもそも個人のための装置ではないんだから当たり前
しかも社会は人類誕生以来の歴史
部族社会からグローバル社会まで、社会と一口にくくれはしないわな
むしろいずれ個人は社会に完全従属する定め
個人を誘き寄せるために、個人の能力開発とかスキルアップとか収入アップとか名誉や威信・・・釣り餌には事欠くまい
承認願望所有者をコントロールするのは朝飯前であってくれなけりゃ困るってな具合で

その社会への端緒が恋愛だ
にもかかわらず、どうしてたかだか戦後70年で恋愛が不調なのか?ユーミン教はあだ花視されるのか、晩婚化なのか、少子化なのか・・・
1970年代からすでにダメダメだったようだから、最初からスタート切れてもいない

どうやら、ニーチェが正しいのである
われわれはそう簡単に「社会」を論じることができない分際であることを弁えるべき
デュルケムも波打ち際でチャプチャプしただけだし
アダムスミスが唯一、社会を「うっちゃりで」料理してみせたのみ
そこから一歩も進めていない

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373 2015/05/06(水) 07:32:33 ID:OMEWxVBulI
もともと社会科学は、客観世界をそのまま写し取る、という意味での単なる客観認識ではない(じつは自然科学もそういうものではないのだが)。
 社会学上の古典と目される、マルクス、ウェーパー、デュルケムといった人びとの仕事をざっと想起しただけでも、それがきわめて実践的な関心から生み出されていることは明らかである。マルクスは、極端な貧富の差や経済恐慌といった現象の原因を「資本」に求め、ウェーバーは官僚制的硬直化を、デュルケムは自殺率の増加にもつながる社会的連帯性の緩みを「問題」としたのだった。
彼らの社会認識はどれも、社会において経験される困難の原因をつきとめ、それを解決するための社会政策・社会構想を生み出そうとする関心から生まれているのである。
 彼らの社会認識には、一定の価値理念が働いているといえる。
つまり〈対等な人びとによって運営される社会〉という理念がおおまかに共有されていて、そうした理念に奉仕するものとして、社会的な困難の認識から社会政策(社会構想)へ、という営みがあるということができる。
 私たちにとってこれはあまりにも「あたりまえ」のことであって、それが一定の価値理念であることも忘れがちだが、もちろんこれは近代になってから−−とくに「社会契約説」によって−−形づくられてきたものである。
 社会契約説は、現代の社会学の立場からはありえないフィクションとしてあざ笑われたり、社会以前に「個人」を想定することの誤りを指摘されることも多いのだが、
私の考えでは、社会契約説がつくりあげた近代的な理念−−私はそれを「市民社会の理念」と呼んでいる−−こそが、社会科学の土台となり、社会科学を可能にしたものなのである。

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374 2015/05/06(水) 18:08:41 ID:H/nvw9Mf76
還元主義の成功はまだ続いている。
社会科学もまだそれを使えるものとして、ビッグデータなどの新ネタでいましばらく遊べる(予算がつく)と狂喜している。
こぼれ落ちるものが一定量を超えると、ホーリズムの台頭を許すことになりはしまいか?
経営学も経済学も、その問題意識に比して実用性が著しく低いのが弱点なのに(法律学のような存在意義しかないのに、悟りきらずに)、科学へのお追従をやめはしない。
統計学が熱いとか言っちゃって、何がこぼれ落ちているかを注意を払う気づかいもない。
実用性が優る自然科学や工学ならいざ知らず、実用性の低さを「複雑系ですから^^」みたいな・・・
「把握しがたいものについて単純に語れること」・・・正しかろうが間違っていようが、否定しがたい算数データが取れるところに陣地を構えて「単純」に語れること。
これが寄って立つ唯一の実利。
複雑系が聞いてあきれますがね。
問題意識から企てに移行するシーンで、算数メモが飛び散り、時として「気合い」が前面に出たりする。そんなところだ。
つまり、単純が、輪をかけて単純になるカラクリまで内包している始末。
「問題意識高きが故に正しくはない」好例の提供に事欠かない。それが社会科学。

「人間」も怪しい
「個人」も怪しい
「市民」なんてもっと胡散臭い
「自由意思」も、「責任主体」も、「権利」も、「義務」も、
召喚された事情(=人類共通のプラットホーム作り)は理解できるが、
そのような概念をもてあそんでいるうちに、(エネルギー資源量が間に合えば)世界政府の実現が自動的についてきそうだ。

幸いにしてホーリズムは、中身が空っぽだが正しいという、ニヒリズムやシニズムに似ている。
いずれもが到底予算がつかない学問という点で一致。

ディオゲネスも世界政府主義者だったし、中身のないホーリズムやシニズムが補完する個人の完全従属という幸福な事態を、はたしてニヒリズム(ごとき)が拒絶できるのだろうか?
まあ、無理だわな。拒絶すべきかどうかもわからんが。

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375 2015/05/09(土) 17:24:04 ID:lEYYka0rEc
ニーチェとナチスの関係ではないが、そもそもニヒリズムと全体主義は親和性が高いので、
いかなる思想も、あらゆる存在が一つ上の階層に奉仕されつくしてしまう現実に抵抗することはできない。
要素還元主義は、コツコツと身をかがめて(天を仰ぐことなく)手元作業で奉仕し、
その他の思想は、仰向いても、横向いても、穴ほじくっても、
走り出そうが、立ち止まろうが、うずくまろうが、何が起きているのか詮索しようが、何も見えない。

一つ上の階層と無縁であることが、われわれの存在条件なのである。

それを自由と呼ぶ。われわれの自由はその程度のものだ。

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376 2015/05/17(日) 07:25:12 ID:LZOmAkWOc6
マックス・ヴェーバーは、ニーチェが示唆した自律道徳を責任倫理として明文化した哲人であります。
かれの教えはその辺の思想家のものよりも厳格であり、時に強迫的とも感じられます。
かれ自身が当時の時代について危機感を警告する講演集「職業としての政治」「職業としての学問」を読んだことがあるならば、かれのクソマジメっぷりが読み取れるのではないでしょうか?
 安倍首相もヴェーバーを愛読していることは割と有名です(国会答弁に「職業としての政治」についての内容もある)。
かれは19世紀から20世紀の過渡期を生き、当時の西洋社会の起源・これから向かうべき道を研究していました。
もっとも有名な「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」などでは、資本主義勃興の条件として「プロテスタント(おもにカルヴィニズムの予定説が寄与)の倫理観、政治・社会を合理化させていくために形作られていった官僚制」を挙げていました。
これらはどちらが欠けても資本主義成立の条件としては不十分なものとなってしまいます。

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377 2015/06/05(金) 16:30:05 ID:ZglwEyscq6
ニヒルに生きたって
命を取られたら
お終いなのさ。

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378 2015/06/14(日) 11:32:56 ID:xO6TUOBsMg
やっぱり自分だけは生き残りたい。
エゴイズムです!

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379 2015/06/21(日) 18:15:27 ID:EF8fDblCws
ニヒリズム。
かっこいい!

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380 2015/07/10(金) 23:11:49 ID:6oBxpkBalw
流れる水のごとく

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381 2015/07/11(土) 14:12:55 ID:XNaq2VP0n.
「どうでもいいよ、くだらねえ…」

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382 2015/07/12(日) 13:02:22 ID:Lwmls3mkrM
>>381
それこそ、まさにニヒリズムですな。
参りました!

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383 2015/08/05(水) 17:53:26 ID:4j2brSE2NQ
ニヒルに生きたって
命を取られたら
お終いなのさ。

返信する

384 2015/08/16(日) 17:52:55 ID:RxPgGU5De6
冷静に考えて
行動しよう。

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385 2015/10/18(日) 05:45:12 ID:u3lZSLku0k
哲学者も恋をするの??
特にニヒリストって恋するのかな??
食欲や性欲ってカンジならニヒリストでも「意味無いけど、本能だもん」ってカンジで受け入れられそうだけど・・・恋って事になったら、どぉやって自分をナットクさせるんだろ??
「無意味だけど、恋しちった♪」ってカンジなのかな??
それとも恋しないのかな??

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386 2015/10/31(土) 05:58:25 ID:t7l6JdBakA
いくつものこんなん

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387 2015/11/30(月) 16:29:46 ID:aGr6nuQ53g
現在のヨーロッパの「人間の理想」の原型を作ったのは云うまでもなくキリスト教である。
キリスト教の人間観の本質は「ニヒリズム」(つまり虚無への意志)にほかならない。その理由は、キリスト教の思想がその根本に「ルサンチマン」(弱者の反感)の本性をかくしもっているからである。
次にこの「ニヒリズム」の本質は、その後のヨーロッパの一切の思想つまり近代哲学や近代科学にそのまま受け継がれている。
近代哲学や近代科学がこのキリスト教の致命的欠陥を自覚出来なかったからである。
そして最後に、近代的な思惟がキリスト教の欠陥をそのまま受け継いだ事によって、ヨーロッパに非常に根の深い「ニヒリズム」の諸形態(無神論・懐疑主義・相対主義・デカダン等)が顕在化し始めている。
現在のニヒリスティックな諸形態は、近代哲学が主張して来た「道徳」、「認識」、「真理」といった観念が最早その権威を保てなくなった事から来ている。
これら近代的な諸理念の権威失墜(=ニヒリズム)の理由は何か。それはその源流としてのキリスト教の本質から来ている。
キリスト教の信仰が崩壊した為にニヒリズムが現れたのではなく、キリスト教それ自身の本質が「ニヒリズム」なのであり、現在それが顕在化しているにほかならないのである。

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388 2016/01/18(月) 17:08:13 ID:J2AIWBnx9g
他人を頼るな!

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389 2016/01/22(金) 15:38:48 ID:QBDC0DL8zE
ルサンチマン恐るべし

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390 2016/03/06(日) 14:41:15 ID:1J.rlGcByw
日本人の死生観について一つ。
梶井基次郎の「桜の樹の下に」は、決していいとは思いませんが、 生と死は一つのものだという、日本人独特の死生観を見て取ることはできました。
上島鬼貫(うえしまおにつら)という俳諧師に 「骸骨の 上を粧ひて 花見かな」という、句があります。
一般には、 花見だと言って、馬鹿騒ぎしているが、所詮、骸骨が着物を着て騒いでいるだけのことだ と解されていますが、
これでは一種のニヒリズム(虚無主義)です。
しかし、この句には、もっと陽気で洒脱なものがあるような気がします。
所詮は骸骨なんだけど、それが馬鹿騒ぎできるなんて素晴らしいじゃないか。
日本文化は無常観が背景にあります。
次々に移り変わっていって、一定のものはないというわけです。

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391 2016/04/09(土) 12:09:03 ID:FGeldo5GRM
人生はいつかは終わる。

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392 2016/05/03(火) 13:00:00 ID:F0XS/jO/DI
他人に構わずに生きていく。

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393 2016/06/19(日) 10:11:00 ID:9XHSCXO5pc
無機質な生き方をしたいのだが・・・。

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394 2016/06/24(金) 21:31:58 ID:zueo/cjEhs
孤独のむなしさや不安に耐えかねた個人は、所属感や一体感を求めて容易に集団の中に取り込まれていく。。。

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395 2016/09/03(土) 12:21:28 ID:W0Lm0Ip4Jk
人間も結局はただの物質であり、だから生きていることには結局意味がないし、人間を超えた神や仏や天などただの神話で、だから絶対的な善悪もない。
そして、国や村や家などのために犠牲になるのは、バカげたことで、個人の権利こそ大事なのだ。だから、人間は自分を大事にして、自分の生きたいように生きるしかない。
それは人間の権利なのだから。

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396 2016/09/10(土) 08:45:14 ID:U5bRN9cxwk
ニヒリズムとは、所詮、個体の「意識」は個体を掌握してはいないし、できたところでしょうもない
なおかつ、個体意識は意味をもたらさない
という実相に起因するのではないか?

同時代平面では、人間個体は社会的動作に徹頭徹尾吸収される
切り離せば意味を失う
では、時系列では逃げられるか?無理である
個体は寿命を背負って生き、世代連鎖の中に完全に埋没すべき小さな環である
連鎖を止めれば意味を失う
個体は意味の発生源にはなりえない
個体は集団と世代継続の交点で辛うじて意味を把握できる存在だ
それを感得せしめるものが脳の多幸感
帰属感、承認、仲間認定、同胞意識・・・これで脳が喜ぶことに抗えない
子、孫、祖先の連鎖、連綿たる山並みを眺めるような穏やかなる喜悦
その結節点で起きる激しい恋愛感情とエクスタシー・・・脳喜ばずして意味もなし

この自然なる快感原則から離脱し、はぐれたものたちが、無意味を伴侶の倒錯愛に耽る

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397 2016/10/04(火) 12:24:06 ID:sGDvNmpVMI
[YouTubeで再生]
近代とは何か──ニヒリズムという帰結

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398 2016/10/04(火) 22:12:07 ID:1MQEmFLWvk
欲望と自由がニヒリズムの根源?
ちょっと違うんじゃないか?
欲望と自由のために意味の連鎖から脱落した・・・というのは、あるとしても非常にレアケースだろう
現代社会であってすら、そんなに欲望と自由は満たされない
「社会的成功に見放されたので、趣味の世界」じゃないんだから
現代社会の自由と欲望を牽引しているそもそもの動因を、そんな個体の無制約な制約解除体を淵源にしちゃいかん
どこにそんなに金儲けに成功した連中があふれているのか?
錯誤も甚だしい

自由とか欲望は、原因ではなく結果に過ぎない
説明用具にしてはいけない
それが分からない思想家がまだ大勢いるんだよね

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399 2016/10/08(土) 07:07:41 ID:/P5NcuuPiw
西谷啓治は『根源的主体性の哲学』において、「われ在り」といふことの窮極の根底は底なきものである、吾々の生の根源には脚を著けるべき何ものも無いといふ所がある、寧ろ立脚すべき何ものも無い所に立脚する故に生も生なのである、そしてさういふ脱底の自覚から新しい主体性が宗教的知性と理性と自然的生とを一貫するものとして現れて来る。
空と自灯明・法灯明について
空とは拠り所がないことである。しかるにこの拠り所としての己、法とは何を意味しているのであろうか。脱底の自覚から生まれいずる、新しい主体性、これこそが自灯明ということである。
西谷の個人的経験という形で生まれたニヒリズムはやがて、西谷の哲学的思惟のうちで、技術文明の時代に生きる人間存在の諸問題のほとんどすべてを包括するような大きな問題にまで成長する。
たとえば、マルキシズムの問題、道徳的退廃の問題、科学的世界像や科学的合理性の問題、テクノロジーの危険や人間の機械化の問題などはすべて、覆面したニヒリズムの問題であり、ニヒリズムにつながる、というのが西谷の見解である。

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400 2016/10/22(土) 08:39:27 ID:tdgxjZ4pbo
虚無・・・。

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401 2016/10/23(日) 12:09:49 ID:oMzJeWp4dU
お前たちに言ってやろう
われわれが神を殺したのだ
お前たちと俺が!
われわれはみんな神の殺害者だ!
世界がこれまで持った、最も神聖な、最も強力な存在
それが我々のナイフによって血を流したのだ!
この所業は、我々には偉大過ぎはしないか?
こんなことが出来るためには、我々自身が神々にならなければならないのではないか?

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402 2016/11/19(土) 13:58:57 ID:GbMLeQbAXg
自己洞察とは?

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403 2016/12/10(土) 07:57:07 ID:BhZB76ONL.
一生懸命がカッコいい!

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404 2016/12/11(日) 09:48:44 ID:WCP5n6dxAA
ニヒリズムと全体主義が親和性?
アナーキズムでしょう
反帝国主義運動が、19世紀末から20世紀初頭、テロの第一波を産みだした
直接行動で要人を暗殺するテロリスト=ニヒリスト
当時のテロリストはなぜかイタリア人がほとんどだった

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405 2016/12/24(土) 12:23:51 ID:3YNIJuaLlQ
イタリア人って過激なのかな?

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406 2017/02/12(日) 16:33:39 ID:/6RFiW1onQ
キリスト教「道徳」は、身体の持つ力を否定し、弱者の禁欲的な道徳に従うことをヨーロッパ人に求めた。
そして、それは、実に1500年以上もの永きにわたり、ヨーロッパを支配してきたのだった。 
しかし、キリスト教「道徳」は、ニーチェの生きた19世紀、その力を急速に失っていった。
それは、ほかでもない、当時、圧倒的な普遍性を持って登場した科学との間に修復しがたい齟齬が生じたからである。
 神も天国も存在しないなら(そして、実際に存在しないのだから)、それに基づくキリスト教「道徳」も砂上の楼閣にすぎない。
科学的理性によって「神が死ぬ (否定される)」と同時に「道徳」も死ななければならなくなったのである。
近代科学は、キリスト教的「道徳」がありもしない超越的な価値の上に成立していることを完膚なきまでに暴いたのである。
しかし、このとき、その力を失ったのは、キリスト教と「道徳」だけではなかった。
神も天国もないならば、「善」とは−体なんだろうか? あるいは、われわれの生の目的は? つまり、そのとき同時に人生の目的や価値さえ失効してしまったのである。 
 こうした状況をニーチェは「ニヒリズム」と呼んだ。ニヒリズムの語源はラテン語の「nihil=虚無」であり、あらゆる肯定的な価値を拒否し、何も信じない立場を指している。
科学を作り上げた近代的な理性は、理性的であることをつきつめた挙げ句、自分の依って立つ根拠を掘り崩してしまったのである。
つまり、ヨーロッパ的理性自体が、二ヒリズムの実践そのものだったのである。

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407 2017/03/04(土) 11:48:18 ID:PZsk6yMEp6
欲求に逆らいながら生きてゆく。

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408 2017/03/04(土) 18:48:22 ID:z0c.0.OtNY
なこといったって、現に人類の協働が実現、継続している以上、ニヒリズムは神話を破壊し得てはいないよ。
結論として現代人が噛みしめるべきは、明白なる理性の限界と敗北だ。
社会的に起きていないことを極小、微細部分で理論化しても負け犬の遠吠え。
ニヒリズムが成立するとしたら、確実に社会が崩壊を見なければならないからだ。
社会は共同幻想と神話で構成されており、決して堅固でも安定的でもないくせに、分析的科学のメスすら跳ね返してしまう。
貨幣現象ひとつまともに理論化できていない社会科学ではもっと無理。
神話から別のものに移行しても社会が存続できる唯一の可能性は、AIとかブロックチェーンとかの情報技術に依存するだろうね。
その時、人類は「信仰」「信念」「思い」「法」「ドグマ」「イデオロギー」などではない何かに従属する存在に堕ちる。

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409 2017/03/10(金) 23:46:10 ID:kfkYJl7Hwk
そのうち日本の社会が崩壊するでしょう。
その時に全てがわかる。

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410 2017/03/20(月) 13:35:04 ID:I3N9WrZTyw
三つ子の魂百まで
そんなに変われない・・・・。

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411 2017/06/10(土) 12:14:14 ID:XNKplQGw8E
後期フロムにおける破壊性・ナルシシズム研究は、社会現象としてのニヒリズム及び思想運動としてのニヒリズム双方を射程におさめつつ、それらに対して提出された社会心理学的応答と位置づけることができる。
思想的に見れば、人間学的観点から定義された人間的本質(human essence)としての実存的二分性(existential dichotomy)の概念は、ハイデガーによるヒューマニズム批判に対する彼独自の回答として位置づけられ、ポジティヴな「生の技法(art of living)」を構想する準拠点ともなっている。
またフロムは、ニヒリズム的状況が生み出す病理現象をネクロフィリア、ナルシシズム、サディズム等の一連の社会心理学的概念を用いることによって、その生成メカニズムを理論的、経験的に把握することができたといえる。

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412 2017/06/12(月) 04:54:08 ID:/KZXM.07Ng
そもそもこの世はニヒルなものだから少しでも意味のあるものにしようという人間の働きでしょ。
生と死があるように双方とも存在する。 なにも難しいことはない。

戦時にそれをいやというほど味わった人や、自分のように現代でも地獄をみてきた人はニヒリズムを認めるが、
難しいことばかりを言っている人は生に執着しすぎて死を見つめる機会を与えられていない。
利益ばかり追い求め甘んじて損失を受け入れないような偏った人だろう。

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413 2017/07/16(日) 07:59:46 ID:r/po6OX5wM
>>412

>戦時にそれをいやというほど味わった人や、自分のように現代でも地獄をみてきた人はニヒリズムを認める

まあ、そういう事ですな・・・。

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414 2017/08/15(火) 15:39:40 ID:Wm3uSw2S2s
平和というのは、一般に言われているように素晴らしいものではない気がする。
というのは、平和は理想状態であるというより、寧ろ前提の状態として想像されるべきものである気がするからだ。
もちろん、平和の実現する可能性、継続する可能性の低いこと、そのための労力の甚大なことはよく承知している。
突然こんなことを言い出したのは、平和主義というものの特異性を考えてみるためである。
 まず前提として書いておきたいのは、現在構想されている「均衡による平和」などは、ここでの平和主義の目指すものではないのではない、ということである。
ここで扱う平和主義とは、核兵器廃絶や戦争反対といった、世間では「お花畑的」と言われかねないような思想のことである。
以下平和主義と出てくる箇所も、一般に言われているよりは狭い意味で使われていることに、くれぐれも注意されたい。

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415 2017/09/02(土) 17:57:09 ID:nsv.c7gHt2
生きていればそれでいい。

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416 2017/09/16(土) 12:17:26 ID:VTtucNDifI
人生に意味はない。したがって、「私の人生に何の意味があるのか」という問いは無意味である。

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417 2017/11/04(土) 09:47:00 ID:TVo.oKYn1c
生きていれば
たまに
いい事がある?

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418 2017/11/11(土) 10:38:21 ID:OR2Pf53AJ2
どんな場合も慌てずに冷静に生きる・・・・。

https://screenmusings.org/movie/blu-ray/Casino-Royale-19...

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419 2017/11/19(日) 10:33:59 ID:RI0JIHY4q6
ストイックに生きましょう!

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420 2017/12/02(土) 06:50:31 ID:scpctxDnEA
ストイックに生きましょう!

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421 2017/12/10(日) 13:06:39 ID:fhL3mT8FF6
笑いながら生きる!

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422 2017/12/31(日) 08:16:54 ID:Blv9RFKTuA
『快楽主義の哲学』澁澤龍彦
エピクロスの快楽主義を紹介し、それを元に無頼で過激な生き方を扇動的に提唱する。
エピクロスの思想がストア主義ではなく、ニーチェのニヒリズムの肯定とダンディズムやロマン主義、耽美主義に結びついていることに特色がある。

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423 2018/01/29(月) 15:25:43 ID:Jv6YIWIKvQ
『万物をつくる者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる。』(ルソー『エミール』岩波文庫上巻P23)

 ルソーの『エミール』は、性善説の立場の教育論のバイブルのようなものです。
ですが、この著作を読む限り、ルソーは全ての人間の本性は善である、とは一言も言っていないのです。彼はただこういうだけです。人間は、その誕生の時点で、全てが正しく、善である、と。
 そして、人がその始まりに於いて与えられていた善なるものは、その後の教育で悪くなるのです。
予め与えられていた正しさは、その後、失われていくのです。
 ルソーの性善説の根底に流れているこのニヒリズムを理解していなければ、性善説の教育は思わぬところで足を掬われたりするでしょう。
 此処で問題にしている、ルソーの性善説の中のニヒリズムというのは、要するに私が今まで言ってきた自然破壊の問題です。

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