あるニートひきこもり男性は、お酒ばかり飲んでいて問題でした。
「私たちが出て行けば、仕事を探すようになる」
こう考えた両親は、その男性を置いて家を出て行ってしまいました。
もちろん、連絡先も知らせなかったそうです。
ニートひきこもり男性は、困ってしまいました。
これまで経済的に援助してくれた両親が突然いなくなってしまったのですから。
生活のためにはお金が必要です。そこで、彼はお金を手に入れるために、
とんでもないことを考えました。消費者金融に手を出したのです。
その消費者金融も、よくぞまあ、お金を貸したものです。
もちろん、男性もお金を返すことなどできず、借金だけが雪だるま式に増えて
大変なことになりました。
結局、近所に住む人が彼を助け、最後はよく分からないのですが、
自己破産したとかしなかったとか。親にも大変な迷惑がかかったそうです。
「親がいなくなったら、本当に働けるようになるのか。俺、自信ねえわ」
ある、ひきこもり男性の言葉です。
長い間社会との接触を避け、履歴書にブランクがあり、
企業にアピールするようなスキルもないニートひきこもりが、
親がいなくなって突然働けるようになるのだろうかというと、疑問を覚えます。
お金が稼げないなら誰かから借りて…もちろん返す自信はないが…
という人が出てきても不思議ではありません。
もちろん、働き出す人が全く出てこないと断言するつもりはありません。
しかし、事はそう単純ではないのではないかと思うこともあります
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