日蓮は仏教と言えるのだろうか？ 日蓮の疑問

意味も解らず訳も判らずひたすら題目「南無妙法蓮華経」を唱える事を良しとする日蓮とその宗派
これは釈迦が戒めた「妄信」ではないだろうか？
釈迦が説いたのは、いかなる思想家・宗教家でも歩むべき真実の道である以上は、「妄信」は釈迦の教えから逸脱していることは明白と言えよう。
そもそも題目「南無妙法蓮華経」とは「日蓮が覚知した万人の苦悩を根本から解決する法」でもなければ「宇宙と生命を貫く根源の法」でもない。
題目「南無妙法蓮華経」とは、法華系の仏教で用いられる言葉であり「南無」はnamo（サンスクリット語）の漢語への音写語で「わたくしは帰依します」を意味し、「妙法蓮華経」の五字はサンスクリット語の「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ (saddharmapuNDariika-suutra、सद्धर्मपुण्डरीक सूत्र) 」を鳩摩羅什 が翻訳した版の法華経の正式な題名（題目）である。
よって日蓮が覚知した云々は明かにデタラメでありの漢訳が本当の処だろう。
また時系列に考えてもこうした主張は成り立たない事が理解できよう。

　釈迦：紀元前624～紀元前544年
　法華経：紀元1世紀以降にインドで編纂
　鳩摩羅什：西暦344年～ 西暦413年
　日蓮：西暦1222年～西暦1282年

いかがだろうか？　これだけのタイムラグがありながら日蓮が日蓮が覚知した云々は誰がどう考えてもデタラメとしかいいようがない筈である。
このような史実を無視した非科学的且つ非論理的な在り方は仏教を逸脱する非仏教と言えよう。

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テロリスト　命あったら教祖さま

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ひたすら「南無阿弥陀仏」の浄土宗、浄土真宗も同断。ただのカルト。

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さよう。
日蓮の系譜は気狂いばっかり。

とりわけ昭和維新を担った連中とその影響下にある戦後右翼の連中。
そして日蓮正宗と創価学会。
おしなべて気狂い、気狂い、気狂い。

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仏教でなきゃだめなんか？仏教などないよ。ないものをありがたがるって、妄信だよね？

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日蓮は人物ですよ
宗教や宗派を表す言葉ではありません

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石原莞爾や宮沢賢治がハマった国柱会とかな

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法華経はリアル社会の改善、改良志向が高いから、マルキシズム対抗思想に育てやすかったんだよ。

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創価学会の人に、
『創価学会は仏教じゃありませんよね？』
と聞くと、
『そうですね、われわれは創価学会ですから』
と答える。

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現実世界の改善、改革を諦め、想世界でバランスや調和、平衡を保とうとするのが、祭儀、祭礼、宗教なのだが、王殺し、生贄、人身御供という供犠は、中華文明において、独特の易姓革命を生み出し、現実世界における社会改良に溢れ出した。
血を忌む仏教は、供犠を封印し、改革流路を塞いだ。しかるに、日本では、神仏習合で八幡信仰から、血なまぐさい武家支配革命も包容、鎌倉仏教を経由して、法華経を再発見、天皇制仏教を懐胎するに至るのである。

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創価学会は、戦後時流に乗る天皇を重視しない思想集団として異端であり、凋落著しい。天皇を歴史的な存在、制度的概念と捉えるのは誤りだ。天皇とは、日本の公である。日本の公を疎かにしたり、扱いかねていては話にはならない。仏教が現実社会と渡り合うならば、公を無視はできないのだ。

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>>12
日蓮自身は、王仏冥合を説いた。

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宗派の違うお坊さんの同級生２名　趣味の会合で10年来の知人のお坊さん１名　鬼籍の親が入ってる寺のお坊さん　
仏教学を教える大学の講師が１名　計５名知ってるがハッキリ言って　煩悩の塊だぞ
ソープの話　不倫の話　趣味に散財した話　ギャンブルの話　節税の話　まぁ～聞いてて凄いわ

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>>13
公より広く、宇宙的な調和、平衡概念が仏。一方、人間社会の調和、平衡が、公と認識される。公もまた、仏でなければならないのは当然である。山川草木悉皆成仏。これは、日本神道の精神に合致した天台宗からの思想だ。これを、実社会に引き寄せるのが法華経であり、日蓮宗なのだから、公を立てるわけだ。

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日蓮さんは、何度も殺されかけた凄まじい生き様ではある。
日蓮宗は鎌倉仏教の中ではスタートが遅かった分、教義は過激になる。
『立正安国論』なんか、今でも右翼思想者が共感しそうな国家主義だよね。
仏教と言うよりなんか神道的な雰囲気も感じる。

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>>12
>>13
>>15
志村ぁ　ID　ID

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真言亡国
念仏無限
禅天魔　　

でした？
昔、日蓮上人をラッパーに例えた
本を読みました。めちゃアグレッシブな人
やったみたいですね。

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日蓮の『蓮』　　　　　　　
　　　　

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>>18
四箇格言ですね。
真言亡国、禅天魔、念仏無間、律国賊の4つを言いますが、こんなこと現代社会に持ち込んだらどうなるか？
明かに「ヘイトスピーチ」として社会の良識から断罪されるでしょうね。
それよりも四箇格言の根本的な無意味さは、真言、禅、念仏、律という大乗仏教＝非仏説を、日蓮が依って立つ法華経というこれまた大乗仏教＝非仏説で以て罵り叩き捲っているという図式が浮上してくる事です。
これは実に滑稽極まりない事です。
非仏説で非仏説を叩くというバカバカしさ、全く以てナンセンス極まりない。
立正安国論も同様な事が指摘できます。
日蓮は本論で「相次ぐ災害の原因は、人々が正法である妙法蓮華経（法華経）を信じずに浄土宗などの邪法を信じていることにあるとし、「邪宗への布施を止め、正法である法華経を中心（「立正」）とすれば国家も国民も安泰となる（「安国」）」と説いたわけですが、法華経自体か非仏説である以上、後の時代の捏造経典な訳です。このような非仏説(捏造経典)たる法華経を拠り所にしながら同じく大乗仏教＝非仏説を拠りどころとする浄土宗を攻撃するなどバカげた話でしかありません。
そもそも科学的思考に堪えられない宗教、科学的考察でボロが出る宗教、これこそは人心を惑わす邪教邪宗であり世界から根絶すべき害毒です。

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>>20
仏教には原理主義がないんだよ。非仏説しかない。ある意味健全。

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仏教（笑）に食い付いてる時点で、所詮アンタも同レベルかそれ以下

情緒が安定してる賢い人間にとっては、宗教なんて芸能ニュース並みにどうでもいいトピックなんよ

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>>22
宗教は個人的なものじゃないんよ。精神の安定とか関係ない。魂の救済だと思っていそう。

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宗教＝善と考えるのは誤りである。宗教は、それが仏教だろうがユダヤ教だろうがキリスト教だろうがイスラム教だろうが土着宗教だろうが何だろうが、それを取扱う宗教指導者の資質如何によっては「幸」になれば「禍」にもなる両刃の剣と言えよう。
宗教指導者の資質に問題があれば、どのような宗教も人心を惑わす邪教・邪宗と化しカルト化する。こうした事は社会に生起する宗教被害をみればお判りになると思う。
宗教被害を齎す原因はすべて宗教指導者の資質の問題に帰結できよう。
宗教を己が社会支配欲のために利用する、大衆支配のために利用する、金銭欲のために利用する、名誉欲のために利用する、権力欲のために利用する、こんな者が宗教指導者と成ればどのような宗教も人心を惑わす邪教・邪宗と化し深刻な宗教被害を齎すだろう。宗教指導者の資質に問題があれば日蓮大聖人すら己が欲望のために利用し、題目「南無妙法蓮華経」すら己が支配欲ために利用するだろう

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>>25
宗教の原型は生贄だよ。淫祠邪教も邪宗もない。アステカの生贄祭儀の血腥さから宗教は興る。血を忌む仏教ですら、穢れを嫌う神道ですら、淵源は生贄、人身御供だ。この精神性が分からなければ、宗教は分かるまい。

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つばさの党が襲来

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>>30
「つばさの党」根本良輔氏・党代表の黒川敦彦氏ら3人に公選法「自由妨害」で警告
https://www.fnn.jp/articles/-/69226...

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>>12
創価は宗教ではなく宗教利用団体であり日蓮利用の団体でもある
創価にとって信心とは創価組織(立法・司法・行政・企業・教育機関・メディア等)の人脈が齎す「ご利益」を信じる事に尽きる。

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>>32

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>>8
田中智学は日蓮宗を思想化した。賢王信仰から天皇の位置づけを誤ったがため、天皇本仏論から国家主義に接続してしまった。アホである。政治を賢人にまかせる初歩的なミス。社会も政治も分かっていない。

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日蓮宗系って折伏が激しいよね。
創価学会などに執拗に勧誘された経験は多くの人が持っているのでは？
選挙の時には公明党に投票するよう、遠い親戚から電話がかかってくるけど、電話すること自体が信者の修行になってるんだろうね。
印象的には逆効果な気がしますが。

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>>35　　　　　　　

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自然界を想像したのが日蓮なら世界の中心として認め崇拝しよう。
しかしながら自然界の創造は神の御業であり神こそは世界の中心であり日蓮ではない
よって全ての日蓮系は神に折伏され神に帰依すべきである

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>>37
仏教に天地創造の神話はありません。もちろん後の世代で、須弥山世界とか、三千大千世界といった表現はあります。これは仏教の世界観、宇宙観を表現したものですが、釈尊にとって天地創造は絶対的な存在が作った物ではないのです。

そこにあるものこそ「縁起」の世界です。「縁起」を展開すると、「空」と「無自性」になります。「空」とは、この世の存在で絶対的なものは存在しない、すべて変化し移り変わって行くものと考えます。「無自性」は、この世に存在するものすべてのものは、お互いに関係し合って存在しており、唯一そのものだけで存在しているものなどない、ということ。つまり天地創造の絶対的な神という概念は、もともとないのです。

これが仏教の根底にながれるものです。ここから外れて仏教は語れないのです。ですからキリスト教などでは、すべて神が中心となります。そして唯一絶対神となります。なので他の神の存在は否定されるのです。なぜなら唯一絶対の存在だから。もちろん他の教えは信じることはできません。
仏教は関係性を説くので、どこが中心化と言うと、遍在です。つまりすべてそれぞれが中心となります。このことは、「世界に一つだけの花」のテーマになった経典にもあります。なので、仏教が科学的で合理的と言われる由縁です。２５００年前の教えですけどね、その教えにまだ現代科学と脳科学が、追いついていないのです。

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>>38
金剛界曼荼羅とはそういうものやで

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.

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釈迦は仏教の原作者にあらずして原案者なるぞ。

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>>39
レスアンカーの意味わかってる？

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日本には議論を戦わせる文化がなかった。古代中国の諸子百家や、ギリシアのアテナイ、古代インドの宗教会議は、議論を通じて哲学を磨いたが、日本にはそれらに相当する文化仕掛けが見当たらない。辛うじて安土宗論が、ぽつんと存在したのみ。法華宗と浄土宗の公開討論だ。それくらい日本は哲学の土壌がない。一人でウンウン唸って呻吟するのが哲学や宗教ではないのに。朝までテレビのオウム対幸福の科学も、単なるエンタメ。
https://onedrive.live.com/?cid=129db950ff6d2094&id=129DB...

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>>43
90年代は、世紀末で若者と新興宗教ブームが話題になっていたんだね。浅くつまらん議論だな。
麻原、大川、池田、西部、景山、村井……今はなき面々の夢の跡。仏教なのに神とか霊魂とか。現世の幸福には宗教要らんだろ。この時期のオウム真理教が、実践、実証科学的姿勢なのは、ある意味、仏教の本質だと感じる。

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>>44
ただし、ブッダは、経典の正しさを実証するために瞑想実践を導入した訳では無い。比喩としての瞑想なんだ。さらに、ブッダは、仏教を宗教だとは考えてはいなかった。

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[YouTubeで再生]
>>43
日蓮上人として田原総一郎に対峙する大川隆法。朝生の翌年辺りか？

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正しい仏教は宗教であってはならんのだろう。
宗教とは、現世は決して報われることのない不条理に満ちており、謂れなき差別や不平等、不公平、不正義が横行し続けるからこそ、彼岸や来世を必要とし、そこでバランスを取るしかないのだと考える営みだ。不均衡ゆえに反復を余儀なくされるのが、復讐の連鎖であり、取引の拡大であり、輪廻転生である。輪廻転生を断つのはなにか？完全なる均衡、等価、公平に他ならない。地上にそれを現出させることが、当面不可能なのであれば、宗教にはまだ出番がある。しかし、マジで現実世界で均衡をもたらそうとするのであれば、それは、宗教であってはならない。私に言わせれば、現実世界での実現は不可能だ。ゆえに宗教はなくならない。しかし、オカルトやスピリチュアルは宗教ではない。
神がいないなら、輪廻転生は必要だ。

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>>47
可愛がっていたペットが死ぬと、虹の橋を渡ると言い、あの世があれかしと願う、さらには、生まれ変わって会いに来て欲しいと願う。これが輪廻転生の契機だ。
ある人がとても真似できない素晴らしい善行をしたのをあなたが目撃する。あなたはどうする？
a.自分も倣っていつか同じ善をなしたい？
b.だれかがその人にいつか同じ善をなしてほしいと願う？
c.その人に神からの祝福を祈る？
おそらくは、c.だろう。ゆえに、神が必要であり、来世も必要だ。
納得するため、バランスを取るため、正義が実現するためだ。等価交換の帳尻が、世界の均衡、安定、秩序、公正のためにはどうしても必要なのだ。
震災被害、不慮の事故、どうして？なぜ？という不幸、欠落、災難、ゆえに、あの世、神、輪廻転生が必要だ。世界がバランスしていなければ進めないから。ところが、世界はバランスしてなどいない。理不尽だらけ、不当で、納得いかない不均衡の巷である。であるならば、あの世がないわけがなく、神がいなければ困ることだらけ。
神がいるのになぜ悪があるの？逆だ。悪だらけだから、神がいる。だが、仏教には神がなく、靈魂やあの世もない。無我である。輪廻転生も否定する。ゆえに、仏教は、宗教ではない。

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>>48
どうすればそんな事が可能か？神なし、来世なし、霊魂なし、輪廻なし。
可能だ。等価と均衡をもたらせばよい。どうやって？仏になることで。万物斉同によって。瞑想によって。一切この世のすべてが仏ならば、等価であり、同じだから、不均衡はどこにもない。人を殺すは、我が身を殺しているのであり、肉を喰らわば我が身を喰ろうておるに過ぎない。ならば、輪廻は消失し、来世も神もない。ただし、本当に同じと悟らねばならない。悟れるや？

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>>49
実は仏教は、宗教ではない何かで、すでに神と輪廻転生を克服し終えている。
等価は、すでに述べた市場により、同一性は、科学により。
科学は、同一性に基づく再現性で担保されているし、個別性、固有性を捨象する営みだ。万物は原子に還元できる。全ての物象から共通一般の規則性のみが抽出される。
現代社会は悟り後の世界だ。ならば、仏教にはもはや役割はなく、意味もないのではないか？

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>>50
資本主義と科学技術がなんの問題も生み出さないならば、宗教にあらざる仏教哲学、仏教思想には役目がない。
しかし、悟りたる資本主義市場経済と科学技術だからこそ、現に人類を苛み、巻き込む問題が発生しているのであれば、悟りを回答として提示した仏教に全く責任がなく無関係だとは言えないだろう。
かつての国柱会、もしくは井上円了などは、国家という共同性の限界があった。科学技術も資本主義市場経済も、国家の枠を超越した問題の発生源だ。
現世における問題を、来世に持ち越さず、現世で解決すべく、等価に潜む不等価を暴き、同一性に見紛われた差異に目を凝らし、新たな均衡、バランス、調和の可能性を探るに、共同性を世界大に拡張して臨む武器に、果たして仏教はなりうるものや否や？

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