キリスト教(イスラム教も)は現世にゴリヤクは無い。
厄払い、合格祈願、金運上昇の大黒様のような教会は無い。
だからキリスト者は趣味人のような感覚(たぶん日本では)。
変な壺やお札を売りつけられる心配はない。
パチンコや宝くじなどギャンブルは神の顔色を窺う行為なのでしない方が良いとか・・・
手相占い、血液型占い、星座占い、等々あらゆる占いは、神のご計画を予想するという
大それた不敬罪なので禁止。
だから欧米では「占い」というのはネガティブな物という印象がある。
欧米の映画などを観ればよく分かるが、暗い路地の奥まった所で、魔女のようなお婆さんが
暗いローソクの下でするような罪悪感あふれる物が、欧米での占い。
一種のアウトローであるジプシー占いとかも、その一種。
占う方も占われる方も罪悪感いっぱいと言うのが欧米の占い。
一転、日本では占いがメッチャ明るい。
「わたしったら血液型A型だから駄目なのよ〜」。オー、ノーノー。
「我が家は北側が玄関だから金運がつかない」。そんなことを言ったら神罰が・・・
「初詣におみくじ買ったら吉だったのよー」。オー、神のご計画を人間が印刷するとは・・・
だから日本のキリスト者(イスラム者もたぶん)は、日本人に何か貶されても、毛ほども痛く感じない。
キリスト教の神もイスラム教の神もヤハウェ? フフーンwww
ところで先日の中国の偽カトリック教会だが、実際のところ、正式に欧米で神学教育を受けて、
バチカンでカトリック司祭に叙階された中国人司祭というのは結構いるらしい。
そういった中国人の司祭は、もちろん中国以外の教会で神父をすれば良いわけだが、
中には中国に密入国して(カトリック司祭に叙階された時点で彼らは帰国できない)、
中国内に潜伏して布教する者もいるらしい。
まさに江戸時代初期の日本のキリシタン政策そのものだが、そういった中国人司祭の活動場所を奪い、
彼らを闇からあぶりだして拘束する目的が、今回の教会閉鎖政策にあるのは間違いない所だ。
21世紀の現在に、宗教禁止政策など、まったく江戸時代のキリシタン火あぶり刑と同じ、
野蛮な行為なのではないだろうか。
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