でキリスト教の神の話、これがなかなかややこしい・・・。
キリスト教とは何を信じる宗教か?
これがまた信じることがたくさんある欲張りな宗教なもので、「使徒信条」という形に
まとめられている。これを毎週日曜日に教会のミサで唱える者がクリスチャンだ、というのが
カトリックの教えだ。(プロテスタントは知らぬ)。
天地の創造主、全能の父である神を信じます。
父のひとり子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によって宿り、おとめマリアから生まれ、ポンティオピラトの元で苦しみを受け、
十字架につけられて死に、葬られ、よみに下り、三日目に死者のうちから復活し、天に昇って、
全能の父である神の右の座につき、生者と死者を裁くために来られます。
聖霊を信じ、聖なる普遍の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠の命を信じます。
信じるものがたくさんあって面倒だという人のために、最近、イグナチオ教会の発行した
小冊子におもしろい記載があった。キリスト教とは何を信じる宗教かを簡潔に説明した文章だ。
「イエス・キリストを信じる宗教」と言って良いかもしれないが、そうは書いてない。
ちまたで良く言われているように「イエスはキリスト(メシア)であると信じる宗教」というのとも違う。
キリスト教とは『イエス・キリストは神であると信じる宗教』だと書いてある。
これはちょっと私としても目から鱗のような気がした。
ちなみに「目から鱗」というのは聖書の中の言葉だ。「豚に真珠」とか知らぬうちに聖書の中の
言葉を使っているのだぞよw。
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