なぜ中国には一神教が生まれなかったのか
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001 2023/12/01(金) 16:16:54 ID:JN6p9OKeJg
002 2023/12/01(金) 16:22:51 ID:tV/KIa4TN2
003 2023/12/01(金) 16:35:40 ID:JN6p9OKeJg
>>2 資本主義だったと?
確かに、殷王朝は、商王朝とも呼ばれ、市場都市国家の趣で、古くから西域との通商で広域的交換ネットワークを束ねて来ました。しかし、商業は、一神教のゆりかごなのです。
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004 2023/12/01(金) 18:47:32 ID:rpvFFRPgrk
同じ祭祀対象と神話を
共有することが肝なのだから
一神教だろうが多神教だろうが
結束ツールとしては同じだよ
批判であれ称賛であれ
一神教か否かって着眼点を
持ってる時点で
一神教側の価値観に加担している
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005 2023/12/01(金) 19:03:02 ID:JN6p9OKeJg
>>4 一神教と多神教は全く異なる精神効果を持ちます。例えてみれば、独裁と議会制民主主義、多極体制と一国覇権、どちらがより安定的でしょうか?和を持って尊しとなす我が国は合議制を根本に据えていますが、均質性を想定した単一民族神話とセットです。本当の多文化、異民族混淆には耐えられない同質性に支えられた多神教が日本です。中国は違います。異民族王朝すらあるわけで。
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006 2023/12/01(金) 19:17:27 ID:JN6p9OKeJg
砂漠の文明、森の文明みたいな生態史観的な考えに惹かれた時もありました。しかしながら、どうもそうではないんじゃないかと思い始めました。
きっかけは、現在の国際状況です。イアン・ブレマーのGゼロの世界の碌でもなさがヒントになりました。何故覇権国家は必要なのか?
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007 2023/12/01(金) 19:49:12 ID:uYP5iVHO6Y
言語が異なるから
広東語、上海語、北京語などなどあれど、
中国語は存在しない
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008 2023/12/01(金) 20:10:39 ID:JN6p9OKeJg
>>7日本にも一応9言語あります。
日本語、アイヌ語、八丈語、奄美語、国頭語、沖縄語、宮古語、八重山語、与那国語。
明治以降は日本標準語はありますが。
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009 2023/12/01(金) 20:19:41 ID:JN6p9OKeJg
中国には56の民族がいるみたいですな。話が逸れていますが、一神教とは、世界だと信じる空間領域に、安定と秩序をもたらすための仮想的世界観であろうと。現実的支配は不可能でも、想像世界である精神世界に安定を先取りするトランキライザーであると考えます。
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010 2023/12/01(金) 20:23:41 ID:JN6p9OKeJg
では、世界を不安定にするのはなんでしょうか?なぜ安定を求めたがる状況になるのでしょうか?
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011 2023/12/01(金) 21:33:20 ID:JN6p9OKeJg
天変地異や天災、気象、自然由来の豊作、不作などの変動ならば、多神教で十分。一神教 を求めるれ世界の不安定とは 、繋がる世界、不均衡な世界、意思に背き、ままならぬ混乱の世界です。
それは何か?
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012 2023/12/01(金) 22:29:48 ID:37mg5Om/Ew
013 2023/12/02(土) 04:08:00 ID:BS8E4FtUF2
>>12 神がいるかどうかなどといったオカルトは関係ありません。一神教成立事情の社会学的な分析が無意味でしょうか?実はこの日本にも一神教的な現象の萌芽はあり、一神教もどきが利用された歴史があります。それはなにか?
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014 2023/12/02(土) 04:24:28 ID:BS8E4FtUF2
毘盧遮那仏
阿弥陀如来
織田信長
東照大権現
天照大神
天皇
パッと思いつく限りでも歴史登場順にこんなにあります。
いずれも似たような時代環境への対応として現れました。
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015 2023/12/02(土) 14:02:38 ID:BS8E4FtUF2
天照大神は江戸時代から幕末です。
わかりにくいかもしれませんが、お伊勢参りと踊狂現象で知られるええじゃないかといえば、耳覚えがあるのではないでしょうか?
明治維新前には、庶民は神武天皇を知らず、天照大神信仰は生きていました。ええじゃないかは、岩戸隠れの天照大神を引き出す天之鈿女命の乱舞に喩えられます。
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016 2023/12/02(土) 14:29:07 ID:BS8E4FtUF2
[YouTubeで再生]
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井沢元彦氏曰く、中国が絶対に民主化しないのは一神教がないからで、神の下の平等という観念が存在できないからだと。日本は天皇の下の平等が成り立ち得たから、近代化を辛うじて成し遂げ、民主主義も導入できたと。
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017 2023/12/03(日) 10:49:59 ID:4f1JdYkZ.Q
中国は精神世界で安定的な再分配構造を求めず、現実世界で再分配構造を強固にすることで安定を確保しようとしてきたみたいです。それゆえ、易姓革命という政権交代を内在化した革命国家となりました。革命理論を備えた体制など世界には他に類を見ません。
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018 2023/12/03(日) 14:59:53 ID:4f1JdYkZ.Q
>>11 この世界に不均衡、不安定をもたらすものは、一般交換です。一般交換がなにかは検索してください。一般交換こそが、現代のグローバリゼーションの原因です。一般交換は拡大する力が高く、拡大するにつれて、道徳性を失い、貨幣という媒体の物神化が始まります。しかも、貨幣は信用で支えられる不安定なもので、価値も変動します。価格形成機能も極端に崩れがちだし、富の蓄積も偏ります。人、モノ、カネの移動は国境を超え、世界をつなげることで不安定化させる。これを鎮めるのが一般交換の一変種でもある再分配だというのが面白いところ。
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019 2023/12/03(日) 15:34:02 ID:4f1JdYkZ.Q
グローバリゼーションは不安定なので、覇権国家が必要です。覇権国家は再分配は担いませんが、世界のリーダーとして手本を示し、安定をもたらさねばなりません。覇権国家安定論です。覇権国家交代期、空位期が問題で、前回は19世紀後半から20世紀初頭がそれに該当し、同時期に、ユダヤ陰謀論が流行しました。現在もアメリカの覇権衰退期に差し掛かり、陰謀論の流行期です。DSだ、Qアノンだと、まだしばらくは陰謀論の時代が続きます。
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020 2023/12/03(日) 16:16:03 ID:4f1JdYkZ.Q
グローバル全体主義は、特定国家ではなく、国連や国際機関が覇権ではなく、リアルな再分配支配構造を樹立し、個々の国家から主権を剥奪するのではないかという懸念から来る陰謀論です。パンデミック条約とかですね。他方、リアルで物理的再分配を追求してきた中国がアメリカの覇権に取って代わった場合にも、さらに強烈な全体主義権力支配が登場する危険性があります。
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021 2023/12/03(日) 17:16:30 ID:4f1JdYkZ.Q
陰謀論とは、この世界に足りないものがあるという認識の表明にも思えます。かつては一神教的な空想再分配システムの幻影を産み落としたのと同じ不安から、現代では陰謀論が育つのです。陰謀論しか生み出し得ない。陰謀論もまた強固な信仰表明なのですが、現実に招き寄せたいのは、覇権国家であり、再分配システムの再構築でしかないのは、残念ながら人間社会の限界です。来たるべきフェーズが、せめて中国覇権よりは、国際的な運動による世界統一政府でありますように。
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