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そのようにして、のらりくらりと大学生活を送っていた時、
私は遠藤周作氏の本に出合いました。それは『私のイエス』と
いう本です。神を捨てたつもりでいた私ですが、本屋でこの本
を見つけた時は、思わず手に取ってしまいました。そしてそれ
を買って自分のアパートに帰りました。
そして読み進めるうち、私は感動を受けたのです。それは私が
幼い時、神父様に頭をゴツンと叩かれるのを恐れて、告解室で
『僕は何も悪いことはしていません』と言った日々を思い出させました。
氏は言うのです・・・・『信仰とは99%の疑いと1%の希望』。
私は神様なんかいないと心に決めていましたが、まだ10%くらいは神様の存在を期待していました。
私はこれを『信仰度数』と勝手に名づけました。私の信仰度数は10%だぞと。氏の言葉がどれほど
私のハードルを下げてくれたことか。また勇気付けてくれたことか。そして友達には内緒のまま、
平日の夜のミサに時々与るようになりました。日曜日は友達と遊ぶのに忙しく、また大学での活動
があったので、教会に行けなかったからです。
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