せっかくスレ立てしてくれたので、徒然なるままに何か書きましょうかね。
写真の本は私が師と仰ぐアルフォンスデーケン神父の御本です。
師は元上智大学教授兼神父様で、現在は同大名誉教授兼神父様です。
私はカトリックの家庭に育だち、カトリックは何か禁欲的な厳しいものという
イメージを植え付けられていたのですが、デーケン先生と出会って信仰について
新たな視点を得られました。
デーケン先生には私たちの結婚式も挙げてもらったり、色々お世話になっています。
もう教授では無いのでデーケン先生と呼ぶのは相応しくないのですが、ついくせで
デーケン先生と言ってしまいます。デーケン神父様と呼ぶのが適切でしょう。
デーケン先生は上智大学を定年退職後、すぐに母国のドイツに帰ってしまわれました。
『ああ、もうお会い出来ないのか』と落胆したのですが、その後しばらくして日本に
戻ってきてくれ『日本に骨を埋める』と言っていらっしゃいます。
現在は毎週水曜日(13時からと18時からの2回)にイグナチオ教会のホールを借りて
信仰入門講座を開いています。入門講座といっても、かつての教え子(私みたいなの)
もたくさん来ていますし、もちろん先生の本に興味を持ったので、という新人さん
もたくさんいらっしゃいます。大盛況ですので興味がおありの方は一度どうぞ。
イグナチオ教会入口の右に売店があるのですが、そこのシスターに聞けば場所を
教えてもらえます。カトリックでは自主性を重んじるというか、信者でも他人に
無関心な人ばかりなので、プロテスタント教会みたいに、いきなり太ったおばさんに
『新しい兄弟ですか、オホホホ』とか、変な外人に『アナタハカミヲシンジマスカ』
とか言われないので心配しないで来てください。毎週のように新人の方が来ています。
残念ながら8月はデーケン先生はオーストリアで研究をなさるそう。9月も各地の
講演がおありとのこと。だから後期の入門講座は10月9日からになります。
講座は無料です。何も持ってこなくて構いません。教室(小学校の教室の半分くらいの
広さ)に入るとボランティアで受付をやっているおばさんがいるので、一言声をかけて
いただけたら、讃美歌の楽譜を渡してくれます。嫌だったら歌わなくて構いませんよ。
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