無宗教という宗教
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002 2010/07/26(月) 20:24:06 ID:8d5IAv9Ea2

無宗教である中にも格物致知者(唯物主義に溺れるのではなく、物の善し悪しを見分ける)であり、
神仏への分をわきまえた敬遠意識を保てる人間は、「人道」ぐらいではいられる。
格物致知をも欠いた単なる物質主義者であり(大体拝金主義者でも同時にある)、
神仏を嫌悪して貶めるしか能のないクソガキは、そのまま「餓鬼道」に堕ちる。
マルクスやニーチェも所詮は餓鬼道の住人。単なる宗教否定者やアンチキリストであるに止まらず、
人間自身による積極的な優良文化の醸成にまで至れてこそ、始めて真人間になれる。
神仏もまた、人間が人外の存在を畏怖する気持ちから生まれた人間文化であり、神仏への
畏敬から適度な間を置いた、人間自身の自立的な文化を育めてこそ、文化的な真人間でもある。
神仏という文化と、人間自身という文化がある。
人類の育む文化は、人間か超人かのいずれかにのみ集約されるのであり、
いずれに対しても責任を負えないのなら、もう文章を扱うべきですらない。
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