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聖書 Part9


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178 2012/12/30(日) 13:23:37 ID:2pXZGxxQv2
小児や動物はもちろんのこと、大人の女にだって、自力で大事業を成す能力などはない。
だからこそというべきか、歴史を体系的に学びたがる女というのも少ない。歴史上の大人物の
ほとんどは男であり、女は出てきても悪女だったりするから、それがつまらなくもあるのだろうが、
だからといって、歴史的な大事業を成す能力のある大人の男にまで歴史忌避を強要するのもおかしい。

歴史感覚の豊かな男こそは、歴史的大事業をも磐石に成すことができる。故にこそ、本当に
女子供を養っていくにも値する。一方で、歴史感覚も注意力もない行き当たりばったりの男こそは、
ヘタに大事業に手を付けて自業自得の大破滅を招いたりするのだから、これこそは女子供を
守るにも値しない匹夫であると見なす他はない。してみればこそ、自分自身が歴史などに全く
興味のない女といえども、男に対しては、歴史に対する豊富な見解や、ことにあたっての慎重さ
などを期待すべきなのであり、そうでないような軽薄な男こそを「自分ともさして変わらない
品性の下劣さの持ち主」として親しんだりするようなことがないようにしなければならない。
それでこそ、女なりの婦徳を持った賢婦であるということまでもが言えるだろう。
そんな女は、今みたいな仁徳皆無の世の中には、共に皆無でもいるわけだが。

「君子は徳性を尊んで問学を道とし、広大を致して精微を尽くし、
高明を極めて中庸を道とし、故きを温めて新しきを知り、厚きを敦くして以って礼を崇ぶ」
「君子は徳性を尊びつつあらゆる事物に問い学ぶことを常道とし、その知見は広大さと精微さを尽くし、
高明さを極めてなおのこと中庸を常とし、古えを尋ねて新しきを知り、より重んずるべきものを
重んずることを通じて礼への崇敬を育む。(去来今にかけて広大精微な問学を志せばこそ、
儒者はその当然なる一環として、温故知新をも嗜むのである)」
(権力道徳聖書——通称四書五経——中庸・二七より)

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