アメリカ・フロリダ州の教会が、同時多発テロが
起きた9月11日に合わせてイスラム教のコーランを
燃やすことを計画し、国内外で反発の声が強まっています。
テリー・ジョーンズ牧師:「さまざまな圧力はあるが、
コーラン焼却計画に変更はない」コーランを燃やすことを
計画しているのは、「ダブ・ワールド・アウトリーチ・センター」と
いう信者約50人の小さな教会です。ジョーンズ牧師は「この計画は、
イスラム教徒のなかの一部の狂信的な信者に対するものだ」と正当性を
主張しています。クリントン国務長官:「フロリダの牧師の乱暴で、
悲惨で、恥ずべき計画は遺憾なことです」クリントン長官が会見で中止を求め、
オバマ政権を揺るがす事態にまで発展しています。
インドネシアのイスラム教徒は計画中止を求める一方で、信者には冷静に対応する
よう訴えました。また、ローマ法王庁が懸念を表明するなど、世界各地で波紋が広がっています。
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